トヨタライズのサブスクを検討するとき、やっぱり一番に思いつくのはKINTOだと思いますが、なぜKINTOがライズのサブスクでいいのかを9つの理由とともに解説したいと思います。さらにKINTOでライズを契約した20代女子の写真、レビューもあり。
ライズのサブスクでKINTOを選ぶ9つの理由
それではここからライズのサブスクでKINTOを選ぶ9つの理由を解説していきます。
KINTOを選ぶ9つの理由
購入やカーリースより安くなる
KINTOの最大のメリットは普通に買うより安くなることです。さすがに一括購入よりは高くなりますが、ローンや他のカーリースを利用するよりも安くなります。
5年間の総支払額 | |
KINTO | 2,343,000円 |
一括購入 | 2,220,288円 |
通常/残価設定ローン | 2,513,626円 |
カーリース(最安値) | 2,668,400円 |
中古車一括購入(最安値) | 2,292,000円 |
→ 詳細は本ページ内のお金の話を参考にしてください。
ご覧の通り、総支払額は一括購入や中古車には負けるものの、ローン購入、残価設定ローン購入、カーリースよりは断然安くなります。
トヨタの某ディーラーさんですら
「KINTOの方が支払額は安くなりますよー」
とおっしゃるぐらいで、結構積極的に勧めてきますので、やはりKINTOの金額面での優位さはありますね。
納期が早い
ライズに限らず、KINTOは通常購入よりも納期が短くなります。理由はトヨタグループ全体がKINTOを推しているということと、車種、グレードを絞って短納期が実現できる車種をKINTOに回しているからです。
ライズを新車購入の場合、2023年8月現在は4ヶ月。ですが、KINTOなら1.5ヶ月~2ヶ月で納車されます。
ライズの場合は新車購入でも比較的納期が短めになっていますが、他の車種の場合、半年以上待つことはザラです。例えばプリウスなどは納期が半年から1年と言われていますが、KINTOだとやはり1.5ヶ月~2ヶ月で納車されます。
車種や時期によってはKINTOでも半年以上待つ場合もありますが、すべての車種で新車購入よりはKINTOの方が圧倒的に短納期ですね。納期を考えてKINTOにする人も多いみたいです。
誰でも乗れる
普通に車を購入した場合、自分で任意保険に加入する必要があります。なので任意保険の契約によっては、車を他の人が運転した場合、保険が効かないことがあります。誰でも乗れるようにしたら任意保険代がかなり高くなりますから。
KINTOの場合は誰が乗ってもOK
家族はもちろん、友人知人、会社の部下など、契約者が許可した人なら誰でも運転してもらうことが出来ます。誰が乗っても保険が有効ですし、修理も対応してくれます。
この仕組みを使って友人間でのカーシェアなども可能。
詳しくは友人とカーシェア7つのトラブル・問題点、そして解決策は?
現実的には自分が契約して、家族が運転するとか、たまに友人に貸してあげるとか、誰かに車を移動してもらうとか、そんな使い方も出来るわけです。
任意保険が強い
KINTOに付帯されている任意保険の内容はかなり手厚くなっています。
対人対物無制限、運転者および同乗者の怪我の補償は5000万円まで、事故時の修理は最大5万円の自己負担で行ってくれます(もちろんディーラーで修理)。また事故を起こしても車を返却するとき、追加料金など取られないのも魅力。他のカーリースなら事故車は追加料金取られますし。さらに廃車や盗難の場合は強制退会になるものの、解約金などの追加料金を取られたりはしません。
頭金不要
KINTOは基本的に頭金は不要です。
KINTOには二種類のプランが設定されていて、メインとなるのがこの初期費用フリープラン。その名の通り初期費用は不要で、乗り出しから月額利用料を払うだけで新車が手に入ります。もう一つは解約金フリープランで、初期費用(頭金みたいなもの)は必要なものの、途中解約金が無料というプランですね。
契約時 | 初期費用0円 | 初期費用が必要 月額利用料の約5.5ヶ月分 |
中途解約金 | 必要 解約金について |
途中解約金0円 |
契約年数 | 3年、5年、7年から選択 | 3年でスタート、再契約で最長7年 |
月額利用料 | ちょっと高い | ちょっと安い |
最初にまとまったお金が必要無いので、気軽に乗れるのがありがたい。もちろん途中解約するなら解約金がかかってしまいますが、そのつもりが無いなら初期費用はかからないに越したことはないですからね。
支払いが一定
KINTOのメリットとして、車にかかる経費が毎月一定額になることです。普通に購入すると任意保険や車検、税金などイレギュラーな出費に見舞われますが、KINTOならその心配なく毎月一定額で車に乗ることが出来ます。
ローンで車を購入する場合、毎月のローンしか目に行かないのが人の性。税金や保険などのためにお金を置いとこうなんて最初は思ってもついつい使ってしまうもので、いざ支払いと言うときに今月お金が無い!みたいな事態になることも多いです。毎月一定額というのは、思った以上にありがたいことなんですよね。
新車に乗れる
KINTOで扱っている車はすべて新車になります。
新車に乗れる喜び・・・
新車のニオイっていいですもんね。シートもまっさら、ハンドルもまっさら、誰かが座ったり触ったりしたものではないわけです。「買った瞬間に新車じゃなくなる」とか無粋なことを言う人もいますが、やはり誰にも触れられていない車を自分が最初に乗るっていうのは、何物にも代えがたいわけです。
また、新車であることはかなりのメリットがあるんです。もちろん燃費もいいし、快適性も運転のしやすさも、車内の装備も充実しています。
そして忘れちゃいけないのがトヨタ最新の安全装備。最近の安全装備はかなり充実していて、自動ブレーキや自動車庫入れサポート機能、ハンドル操作サポートなどが付いています。 ほとんど事故すること無いんじゃないの?ってぐらいなもので、しかもヤリスなどの比較的安い車も結構充実。もちろんライズも充実した安全装備が付いています。
衝突回避サポートはその名の通り、車や人が前にいたらブレーキのサポートをしてくれます。
誤発進抑制機能はアクセルの踏み間違えや、前に出ようとしたのにバックに入れたりしたとき、勝手に止まってくれる。
駐車支援は俯瞰映像で駐車をサポート、ステアリング操作も補助してくれるみたい。
他にもオートハイビーム、クルーズコントロール、車線逸脱抑制など様々な安全装備が付いています。ライズの価格帯でこれだけの装備はかなりすごい。
ひと世代前の車、中古車などでしたら、こういうものは付いてないので、結構事故率が高くなる。交通事故の件数が2004年は95万件だったのに対し、2020年では31万件と三分の一以下になっているのは、車の安全性能が向上しているからだと言われています。
常に最高のメンテナンスが受けられる
KINTOでは車検はもちろん、タイヤ交換やオイル交換、バッテリーの交換などが無料です。また定期点検も半年に一回、無料で行ってくれます。
また車に不調があればいつでも見てもらえるし、故障修理は無料、事故の修理も自己負担最大5万円ですし、修理中はレンタカーが無料で使えます。
自分で買った車って、メンテナンスとか定期点検とかサボりがちですよね。時間も取られるし、お金もかかるし。タイヤ減ってるけど、もうちょっと我慢するかみたいなこともあると思います。でもKINTOなら無料なので、気軽にメンテナンスが受けられます。
ビッグモーターのような心配はない
わざと車を傷つけて修理費を水増しするビッグモーターの不正、世間を大きく賑わしました。KINTOではそういうことは一切ない(と思う)。
なぜならKINTOで契約が切れた車は自社で中古車として販売するから
まあそもそも修理やメンテナンスを担当してくれるのはトヨタのディーラーなので、そのような不正は無いと思います。しかもKINTOで返ってきた車を自社で販売することを考えたら、さすがに余計な傷などは付けないでしょう。修理歴があれば価値が下がりますからね。
一方、KINTOのデメリットは11個
もちろんKINTOにもデメリットは11個あります。
KINTOのデメリット
- トヨタ車のみしか扱ってない
- トヨタ車の中でも車種やグレードが限られている
- 車を返却しないといけない
- 任意保険の等級が上がらない
- 契約期間のしばり
- 途中解約時にお金がかかる
- 走行距離のしばり
- タバコが吸えない
- 改造できない
- 書類上は自分の車ではない
トヨタ車しか扱ってない、車種が限られているのはまあ良いとして、車の返却が必要なのと、任意保険の等級が上がらないのは気になるところかもしれません。気になる人はやめておけばいいとして、気にならない人はKINTOを検討してみてください。
デメリットについてはKINTOのデメリットをあえて11個挙げてみたで詳しく書いてます。
お金の話
さてさて、一番気になるお金の話。KINTOは果たしてお得なのか?それとも損なのか?ちょっと細かくて申し訳ないですが、様々な購入方法で比べてみました。
前提条件
- ライズのグレードはG GAS 1.2L 2WD(5人)
- KINTOは5年契約初期費用フリープラン
- ローンの金利は5.8%、5年60回、頭金なし
- タイヤ交換は5年で1回
- オイル交換は半年ごと、5年で8回
- 定期点検は1年目、2年目、4年目で計3回
- 車検時は法定費用込みで10万円
- 購入時の任意保険は年間10万円
KINTOと一括購入の比較
まずはKINTOと一括購入を比べてみましょう。
KINTO | 一括購入 | |
支払総額 | 2,343,000円 | 2,018,277円 |
任意保険 | 0円 | 500,000円 |
車検時支払い | 0円 | 100,000円 |
自動車税 | 0円 | 122,000円 |
タイヤなどメンテナンス全般 | 0円 | 180,000円 |
5年後下取り | 0円 | -700,000円 |
5年の合計 | 2,343,000円 | 2,220,288円 |
さすがに一括購入だと、KINTOよりも安くなる可能性が大きいです。10万円近く差がありますね。現在は新車が手に入らないため下取りも高めですが、5年後の下取りがどうなるかは不透明です。もっと価値が上がってるかもしれないし、もしかしたら二束三文で買い叩かれるかもしれません。
KINTOと通常ローン購入の比較
次にKINTOと通常ローン購入を比べてみましょう
KINTO | 通常ローン | |
支払総額 | 2,343,000円 | 2,311,626円 |
任意保険 | 0円 | 500,000円 |
車検時支払い | 0円 | 100,000円 |
自動車税 | 0円 | 122,000円 |
タイヤなどメンテナンス全般 | 0円 | 180,000円 |
5年後下取り | 0円 | -700,000円 |
5年の合計 | 2,343,000円 | 2,513,626円 |
ローン購入を比べると、20万円近くKINTOの方がお得です。やはり金利って馬鹿にならない。一括購入と比べると30万円近く総支払額が違います。
KINTOと残価設定ローンの比較
次にKINTOと残価設定ローン購入を比べてみましょう
KINTO | 残価設定ローン | |
支払総額 | 2,343,000円 | 1,611,626円 |
任意保険 | 0円 | 500,000円 |
車検時支払い | 0円 | 100,000円 |
自動車税 | 0円 | 122,000円 |
タイヤなどメンテナンス全般 | 0円 | 180,000円 |
5年後下取り | 0円 | 0円 |
5年の合計 | 2,343,000円 | 2,513,626円 |
残価設定ローン、基本的には通常ローンと支払総額は同じ(残価の設定額によって違うけど残価と売却時の価値がズレていたら追加精算の可能性あり)。やはりKINTOの方が20万円ほどお得。
KINTOとカーリースの比較
次にKINTOとそれ以外のカーリースで比較してみました。メンテナンスなどの条件はKINTOに合わせました。
月額利用料 | 総支払額 | |
KINTO | 39,050円 | 2,343,000円 |
オートフラット | 48,290円+任意保険 | 3,397,400円 |
SOMPOで乗ーる | 36,140円+任意保険 | 2,668,400円 |
定額カルモくん | 44,571円+任意保険 | 3,174,260円 |
基本的に一般のカーリースは任意保険が付いていません。それでもなお、SOMPOで乗ーる以外はKINTOよりも月額利用料が高く設定されています。おそらく仕入れの問題があるのでしょう。KINTOはトヨタ系列なので最も安く車が仕入れられるはず。他のカーリース会社ではそうは行きません。SOMPOで乗ーるでもKINTOと3,000円しか変わらないので、任意保険を含めるとやはり圧倒的にKINTOが金銭面で有利と言えます。
KINTOと中古車購入の比較
最後に中古車の購入で考えてみましょう。現在2023年8月現在、カーセンサーでライズを探してみると・・・
最安値:149万円
最高値:327万円
ちなみに新車は1,717,000円〜2,338,000円。 いくら新車が手に入らないと言っても、値段上がりすぎですね。一応、最安値の2021年式、1.0G、8万kmの車両で計算してみましょう。一括購入とします。
KINTO | 中古車一括購入 | |
支払総額 | 2,343,000円 | 1,490,000円 |
任意保険 | 0円 | 500,000円 |
車検時支払い | 0円 | 100,000円 |
自動車税 | 0円 | 122,000円 |
タイヤなどメンテナンス全般 | 0円 | 180,000円 |
5年後下取り | 0円 | -100,000円 |
5年の合計 | 2,343,000円 | 2,292,000円 |
さすがに最安値だと中古車の方が安くなりますね。とは言え5万円の差です。8万km走ってさらに5年乗るとなると、10万km超えるので、下取りはもうつかないでしょうけど、一応10万円にしておきました。
比較のまとめ
以上、KINTO、一括購入、通常・残価設定ローン、カーリース、中古車一括購入の総支払額をまとめてみます。
5年間の総支払額 | |
KINTO | 2,343,000円 |
一括購入 | 2,220,288円 |
通常/残価設定ローン | 2,513,626円 |
カーリース(最安値) | 2,668,400円 |
中古車一括購入(最安値) | 2,292,000円 |
赤字はKINTOより安くなるケース。同じ一括購入なのに中古車の方が高くなるのは現在の新車の納期遅れが原因ですね。まあカーリースは無いにしても、ローンかKINTOで悩む方は多いかもしれません。20万円差でKINTOにするか、自分の車とするか。
KINTOを選択したほうがいい人、そうでない人
以上まとめましたが、KINTOにするか、ローンで購入するか、結構迷われると思います。KINTOかローンかで迷ったら以下の3点を検討してもらうとすんなり決まるかも。
KINTOかローンか?ポイント3つ
- 納期
- 任意保険の額
- 支払い方法
まずは納期ですね。納期は購入のタイミングで変わります。2023年8月現在はおそらく最も納期が長い時期だと思います。車が欲しいタイミングで、購入でも納期が短い時期なら購入も検討するようにすればいいかと思います。
次に任意保険の額。御存知の通り、等級や年齢で任意保険の額が変わってきます。なので35歳以上で等級が高い人は、上のシミュレーションより安くなる可能性がありますね。逆に初めて車に乗るような人は、もっと任意保険の額が上がります。KINTOなら年齢などによらず月額利用料は一定なので、初めて車に乗る人はKINTOが有利だと言えます(任意保険の概算は東京海上日動HPで調べられます)。
最後に支払い方法。毎月一定額が便利だなと思う人はKINTOがオススメ。別にどっちでもいいならそこはあまり気にせずに検討してください。
ライズの特徴
ここではトヨタライズについてどんな車か実写のレビューをしてみたいと思います。
大きく見えるデザイン
ライズは実際の車のサイズ以上に大きく見えるのが特徴。そういうデザイン設計をしているようです(逆にシエンタは小さく見えるようにデザインされている)。
前から見るとヘッドライトが横にせり出しているのが分かります。これも大きく見せるのに一役買っています。
リアビューも同様に角ばらせたデザインで実際より大きく見せるようにしています。
意外と広い室内
さすがSUVだけあって、車高が高い分、車内は広々としています。運転席、助手席はまったく問題なし。
後部座席も結構広い。座り心地も悪くなく、足元の広さも十分。長距離ドライブでもさほど疲れることはないでしょう。
コンパクトSUVながら荷室の容量は369Lとかなり大きい。ハリヤーで409Lなのを考えるとこのクラスではかなり広いと言えるでしょう。ちなみに幅1000mm×奥行き755mm×高さ865mmとなります。
もちろん後部座席も倒せます。斜めで一人なら170cmで車中泊可。まあちょっと厳しいけど。スノボは余裕で入りますね。
意外とキビキビ走る!
今回乗ったのは1.2Lガソリン車ですが、意外とキビキビ走ってくれます。力不足感は感じませんでした。車重が970kgと1tを切り、グレードによってはヤリスより軽いので1.2Lエンジンで十分走ってくれます。高速道路でも不安なく運転できました。
20代女子 KINTOライズユーザーの声
期待させてごめん、20代女子は間違ってないんですが、既婚者です。僕の親戚の女の子。まあとにかくKINTOでライズを7年契約し、乗っています。グレードはG ガソリン 2WDです。
そんな彼女にライズとKINTOについて聞いてみました。
ライズどう?
うん、運転しやすいし、広いしいいよー
なんでライズにしたの?
ホントはチェロキーが欲しかったんだけど高いからその代わり!
おいおい、だいぶと高望みだな・・・
なんでKINTO?
買うとなると大変だし、別に車は返ってこなくてもいいしね。7年乗れれば十分!
他のカーリースとかも検討した?
一応検討したよ。藤原竜也のやつ(エネオス)とか。でもやっぱKINTOはトヨタだから安心だしね!
他のカーリースだと任意保険ついてないしね
えー!マジで?知らなかった・・・
知らなかったんかい!
トヨタの人もいい感じだったよー
と言うわけで、任意保険が付いてるのがKINTO最大の利点だと思っていたんですが、知らずに契約していたみたいです・・・
KINTOにした最大の理由がトヨタだから安心ってことでした。
まとめ
以上まとめますと
- KINTOを選ぶ理由は9個
- KINTOのデメリットは11個
- 金額的には一括購入<KINTO<ローン<カーリース
- ライズは大きく見えて広くて運転しやすい
以上になります。参考になれば幸いです。