KINTOには2つのプラン、初期費用フリープランと解約金フリープランがあります。
初期費用が無料だから、初期費用フリープランを選ぶ人が多く、ネット上でも初期費用フリープランを勧めている人が多いんですが・・・
解約金フリープラン、意外と悪くないんです
最初にお金がかかるのはまあ仕方ないとして、それ以外は結構メリットがあります。
何よりいつでも解約できるのが大きい。
その割には支払総額はさほど変わりません。
また月額料金が安いので、毎月の負担を抑えられるメリットがあります。
契約延長も出来る。
なのでいつでも解約が無料で出来て、契約期間にもしばられない。
解約金フリープランは自由度が高いんです
なので初期費用フリープランと解約金フリープラン、ちょっとでもどっちがいいかな?って思われた方は、ぜひ両方のプランを積極的に検討してみてください。
目次
まずは解約金フリープランの3+1のデメリット
最初にデメリットから解説しましょう。
解約金フリープランのデメリットは主に3つ、そしてこれはデメリットかな?って悩むのが1つあります。
- 初期費用が必要
- ボーナス払い不可
- 支払総額がちょっとだけ高くなる
さらにもう一つ、もしかしたらデメリットかな?ってのは・・・
- 最初は3年契約しか選べない(延長可)
となります。
以下に詳しく解説します。
初期費用が必要
まず最大のデメリットは最初にまとまったお金がかかるということです。
どのくらいかかるかというと月額利用料金の約5.6ヶ月分かかります。なんか中途半端な数字ですけど。
初期費用がどのくらいになるかと言うと、ルーミーなら20万円、プリウスなら25万円、ノアなら27万円、アルファードなら45万円と、車種によって変わります。
まあざっくり車両価格の10分の1と考えておけばいいかなと。もちろんグレードやオプションによって値段は変わります。
※1万円以下は切り捨て
ボーナス払い不可
残念なことに解約金フリープランではボーナス払いは選択できません。
ボーナス払いで月々の支払額を減らそうと思ってる方には、ちょっとデメリットかもしれません。
一方、解約金フリープランは月額料金が安くなるし、結果支払額はボーナス払いを併用しても同じなので、まあ同じと言えば同じです。
支払総額がちょっとだけ高くなる
解約金フリープランを利用して、仮に解約せず期間満了となった場合、初期費用フリープランより支払い総額はちょっとだけ高くなります。
プリウスUグレードの各プランごとの支払総額(3年)
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月額料金 | 45,32o円×36回 | 51,040円×36回 |
初期費用 | 256,960円 | 0円 |
支払総額 | 1,888,480円 | 1,837,440円 |
差額 | +51,040円 |
初期費用フリープランは3年契約ボーナス払いなし、2025年2月現在
表の通り、3年間で5万円ほど解約金フリープランの方がお値段が高くなります。
金額は初期費用フリープランの1ヶ月分で、まあ3年で考えるとそれほど大きな差では無いかも。
いつでも解約できる保険金と考えれば、それほど高くないかもしれません。
デメリット?最初は3年契約しか選べない(延長可)
これはデメリットと呼べるかどうか分からないのですが、解約金フリープランは最初は3年契約しか選べません。
ただし契約延長は可能です。
契約延長出来ると知ってる人が少ないので「なんだ、3年契約しか無いのか」と解約金フリープランを避ける人も多いと思うのですが、これってKINTOにとっては良くないことなんじゃないかなぁと老婆心ながら思っちゃいます。
解約金フリープランが延長できるってもっとアピールしたほうがいいですよね。
ただ再契約時には再契約金がかかります。
これはちょっとデメリットかもしれませんが、再契約後には月額料金が減額されます。
※2025年2月現在
図の通り、契約延長は2年ごと。最長7年まで延長可能です。
再契約時には最初の契約の3ヶ月分の再契約申込金が必要です。
月額料金は、契約延長ごとに、最初の契約から約15%づつ安くなりますので、後になるほど支払いが楽になります。
延長した場合の支払総額は初期費用フリープランと比べてどうなの?
では、解約金フリープランで延長した場合。
結局、解約しませんでしたってときは、初期費用フリープランと比べて金額的にはどうなのでしょう?
比べてみましょう。
プリウスUグレードの各プラン支払総額
![]() で契約延長 |
![]() |
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3年 | 1,888,480円 | 1,837,440円 |
5年 | 2,948,968円 | 3,062,400円 |
7年 | 3,846,304円 | 3,776,960円 |
※解約金フリープランの金額は概算。2025年2月現在。
3年だと先ほどもお伝えした通り、解約金フリープランの方が高くなります。
一方、5年だと解約金フリープランで延長したほうが10万円以上安くなるんです。
7年だとまた解約金フリープランの方が高くなります。
こう考えると5年契約にするなら解約金フリープランの方がお得かもしれません。
\解約金フリープランも検討してみて/
解約金フリープランのメリットは3つ
続いて解約金フリープランのメリットを紹介します。
解約金フリープランのメリット
- 解約金が不要、いつでも解約可
- 月額利用料金が安くなる
- 自由度が高い
それぞれ詳しく解説していきますね。
解約金が不要、いつでも解約可
やはり解約金フリープランの最大のメリットは万が一の解約の際に解約金が不要だと言うことです。
いつでも自由に解約OK
急な海外への転勤や生活環境が変わった、どうしても別の車に乗りたくなったなど、今の車を手放したいタイミングって訪れます。
解約金フリープランなら、いつでも解約OKなので、自由度が高いです。
ちなみに初期費用フリープランの場合、解約時には最大で月額利用料金の10ヶ月分、平均5ヶ月分の解約金が必要になります。
それぞれのプランの途中解約金の図
初期費用フリープランは解約金が階段状になっていて、6ヶ月毎にポンと解約金が上がるシステムです。
解約するなら半年ごとの解約金が安い月を狙って解約したいです。
月額利用料金が安くなる
解約金フリープランは初期費用フリープランに比べ、月額利用料金が安くなります。
初期費用が頭金の代わりになる感じかな?
代表的な車種の月額利用料金
![]() |
![]() |
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ルーミー | 36,520円 | 41,030円 |
プリウス | 45,320円 | 51,040円 |
ノア | 48,840円 | 55,000円 |
アルファード | 80,190円 | 90,200円 |
初期費用フリープランは3年契約ボーナス払いなし、それぞれ一番安いグレード、2025年2月現在。
ご覧の通り10%ほど解約金フリープランの方が安くなります。
最初にまとまったお金を入れて、毎月の出費を抑えることが出来るのは解約金フリープランのメリットだと言えます。
自由度が高い
解約金フリープラン、今まで解説してきた通り、いつでも解約できます。
また延長したいなぁと思ったら、延長も可能で、最大7年まで乗ることも出来ます。
つまり自由度が高いんです
初期費用フリープランだと、どうしても解約金がかかるので、最初に結んだ契約期間にしばられます。
急に海外に転勤を命じられたりして、どうしても解約しなきゃならないときなど、ああ解約金フリープランにしておけば・・・と思うこともあるでしょう。
解約金フリープランならいつでも解約できるので、かなり気が楽です。
最初にまとまったお金が必要だし、支払総額はちょっと高くなる場合があるけど、この気楽さの料金と思えば悪くないかもしれません。
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解約金フリープランがおすすめな人
さてここまで解説してきましたが、最後に解約金フリープランがおすすめな人を紹介させていただきます。
解約金フリープランがおすすめな人
- 海外転勤や急に車を乗り換えたくなる可能性がある人
- 高齢で免許返納の可能性がある人
- 月額料金を抑えたい人
- 気楽に乗りたい人
- 最初に初期費用が用意できる人
- ボーナス払いを使う予定がない人
海外転勤の可能性がある人は解約金フリープランがオススメ。海外に車は持っていけないですもんね。
また、新車が出たら目移りしてしまって、他の車に乗り換えたくなる人も解約金フリープランがオススメ。
トヨタ以外の車に乗りたくなるかもしれません。
また免許返納の可能性がある人も、やはり解約金フリープランがおすすめです。
あと、やっぱり自由度が高いのが一番のメリット。
いつでも解約できる気楽さ、車が気に入ったら延長できる気楽さはとてもいいです。
車を購入するよりは金銭的なハードルも低いです。
もちろん初期費用が用意できたり、ボーナス払いを使わないなど、金銭的な問題もありますが、そこがクリアになるなら初期費用フリープランは結構いいんじゃないかなーって思います。
まとめ
解約金フリープランについてまとめますと・・・
- 解約金が不要、月額料金が安くなる
- 支払総額はさほど変わらない
- 契約延長できる
- 初期費用が必要、ボーナス払いが使えない
- でも自由度は高い
つまり結論としては・・・
初期費用が準備出来るなら、結構いい選択
特に途中解約の可能性がある人なら、無難かつ最適な選択だと言えます。
もしここまで読んで、解約金フリープラン結構いいじゃん!って思われる方は、ぜひ前向きに検討してみてください。
そして新しい車を手に入れ、新しいカーライフを楽しんでください!
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