トヨタのサブスクKINTOでは借りている車は全て・・・

名義上、所有者がKINTOになります

 

我々ユーザーは「車の使用者」として車検証に登録され、KINTOは「車の所有者」として登録されます。

 

ただし2023年に電子車検証に変更されてからは、車検証に所有者は表記されません。

使用者として、ユーザーの名前が表記されます。

 

KINTOのトヨタ車ラインナップ一覧

 

なぜ所有者はKINTO?

KINTOではユーザーはKINTOから車を借りている形になります。

 

 

あくまで所有者はKINTOになり、ユーザーは車を借りて使ってるという形です。

 

じゃあ所有権は無いってこと?

KINTOが車の「所有者」ってことは、我々ユーザーには所有権が無いってこと?

と思われるかもしれません。

 

確かに所有権はありませんが、使用権はあります

きちんと法律上、使用権が認められていますので、自由に使っても何も問題ありません。

自分の車として、普通に使えます。

 

考え方としては、賃貸のマンションに似てるかな~

所有権は無いけど使用権はあるので、自宅として使える。友達呼ぼうが、模様替えしようが自由ってな感じです。

 

所有権が無いので・・・

KINTOではユーザーに所有権が無いので、いくつかやっちゃいけないことがあります。

 

KINTOでやっちゃダメなこと

  • 勝手に売却
  • 改造
  • タバコなど

 

まあ当たり前って言えば当たり前。

さすがにKINTOの車を勝手に売れないし、車の価値が下がる改造や、車内喫煙などは禁止されています。

 

このあたり、やはり賃貸マンションと似ていますね。

勝手に売れないし、リフォームできないし、ペット禁止の制限など、KINTOと共通点が多いです(KINTOはペット同乗OK)。

 

 

KINTOのトヨタ車ラインナップ一覧

 

他のカーリース、ローンなら所有者は誰?

KINTOは所有者がユーザーじゃない、だったら他のケースはどうなんでしょう?

実は、一般のカーリースやカーローンでも、所有者はリース会社や信販会社になります。

 

びっくり男

え!?ローンでも自分が所有者じゃないの?

と思われるかもしれませんが、実はそうなんです。

ローンは返済が終了するまでは、所有者はローン会社のもの。

 

「全額返済するまでオレのもんだぜ!」by ローン会社

とまではいいませんが、まあそんな感じです。

 

なのでローンを組んでる車って、実は勝手に売却できないんです。全額ローンを返済するまで売れません。

売るときは下取りに出して、そのお金で全額返済してからって形です。

 

もちろん残価設定ローンも同様です。

残価設定の場合は特に厳しく、走行距離の制限や改造が不可だったりします。

 

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所有者が自分じゃないメリット

一方、KINTOでは所有者が自分じゃないことによるメリットがいくつかあります。

 

車検、保険、税金など払わなくてOK

ユーザは車の所有者が自分では無いから、車に関わるお支払いは全部KINTOお任せです。

車検代、任意保険含む保険代、全ての税金が月額料金に含まれていて、支払いもKINTOがやってくれます。

 

 

全部払わなくていいのはKINTO独自です

ローンでは所有者じゃないのに、車検代や保険代、税金は自分持ち。

一般のカーリースでも、自動車保険は払ってくれるけど、後は自分持ちってところが多いです。

 

メンテナンスもやってくれる

KINTOは、メンテナンスや定期点検が無料で受けられます。

こちらもローンは自腹、一般のカーリースではオプションで別料金となりますが、KINTOなら月額料金に全て含まれています。

 

 

ここまで解説して、あらためてKINTOって賃貸マンションに似てるかも?って思います。

賃貸マンションでは固定資産税は大家が払うし、家に不具合があっても大家さんが直してくれますもんね。

 

ローンや一般のカーリースでは、所有権は無いのに、負担は押し付けられちゃいます。

でもKINTOでは所有権が無い分、車の維持はきっちり負担してくれます。

 

KINTOのトヨタ車ラインナップ一覧

 

KINTO所有者についてよくある質問

Q:車検証にはどのように記載される?

A:「所有者:KINTO」「使用者:あなた」になります。ただし「所有者」は電子記録のみで、車載の車検証には「使用者」しか記載されません(2023年改定)。

 

Q:転居時の名義手続きは必要なの?

A:はい、使用者の名義変更手続きが必要です。まずはKINTOに相談。手続きはディーラーが代行してくれます。

 

Q:車庫証明は誰の名義で取る?

A:使用者であるあなたの名義です。取得はディーラーがやってくれます。

 

Q:自動車税の名義は誰?請求の通知はどこに行くの?

A:KINTOです。通知もKINTOに届きます。

 

Q:任意保険の名義は誰?

A:KINTOです。ちなみにKINTOの任意保険は誰が乗ってもOKの任意保険です。

 

Q:ETCカードの名義は誰?

A:もちろんあなたです。

 

Q:所有者じゃないけどチャイルドシート勝手に乗せてもOK?

A:もちろんOKです。自由に後付けしてください。

 

Q:改造ダメって言われたけど、ドラレコの後付け、ホイール交換もダメ?

A:車にキズが付かない改造はOK。エアロパーツなど穴あけが必要な改造は不可。

 

Q:ステッカーやラッピングは?

A:跡が残らなければOKですが、車体は日焼けの差が出るので、ガラス面のみにするのが無難です。

 

Q:車検、点検は誰が手配するの?

A:期日が近づけばディーラーから連絡が来ます。

 

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KINTO所有者まとめ

KINTOの車は・・・

  • 所有者:KINTO
  • 使用者:我々ユーザー

になります。

 

自分が所有者じゃないので、車を勝手に売れない、改造できないなど多少の制限はあります。

ですが使用者であるので、普通に自由に使えます。

 

正直、我々ユーザーが所有者ではないというデメリットは、ほとんどありません

何より、普通にローンで買っても所有者はローン会社ですから。

ってことは、世の中の多くのドライバーが、自分の車は所有者ではないということです。

 

そんなことは気にする必要はないかもしれませんね。

 

それよりも・・・

 

新しい車を手に入れて、青空の下、ドライブしているところを想像してみてください。

きっと楽しい毎日が待っていますよ!

 

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