トヨタのサブスクKINTOにはボーナス払いが設定されています。
ボーナス月に多く払うことで、毎月の支払額を減らすことが出来るんですが、KINTOのボーナス払いは支払い方が3種類あります。
5.5万円、11万円、16.5万円の3種類
この中からボーナス時の支払額を選ぶことが出来るんですね。
で、基本的にはどの額にしても支払額は同じ・・・と言いたいところなんですが実はボーナス払い11万円がちょっとだけオトクなんですね。
ただしほんのちょっとです。雀の涙です。なのであまり気にすること無いかもしれません。
以下にボーナス払い11万円だとどのくらいオトクなのか、逆に損するボーナス払いはあるのか、解説したいと思います。
目次
11万円がオトク、5.5万円が損
本来ならボーナス払いがあっても支払総額なんて変わらないだろうって思うのが普通です。
しかし前述の通り、計算してみるとボーナス払い11万円がちょっとだけオトクだってことが分かりました。最初に言っておきますがちょっとだけですよ。
差額は7年契約で3,080円
これは月額ではありません。7年総額での差です。
年間にすると440円、月にすると36.6円。マジ微妙。
7年契約でボーナス払いを11万円にすると、総額3,080円安くなります。
逆に7年契約でボーナス払いを5.5万円にすると、総額3,080円高くなります。
不思議なことに、この差額はどの車種でも同じです。ヤリスでもクラウンでも同じ差。
7年契約でこの差額、他の契約年数ならどうなるのでしょう?雀の涙は同じですが、ちょっと見てみましょう。
契約年数、ボーナス払いの金額による支払総額の違い
ボーナス払い額 | 3年契約 | 5年契約 | 7年契約 |
0円 | — | — | — |
5.5万円 | 1,320円 | 2,200円 | 3,080円 |
11万円 | -1,320円 | -2,200円 | -3,080円 |
16.5万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
契約年数が長いほうが差額は大きくなります。計算するとどの契約年数でも1年で440円の差額のようです。
3年契約でも5年契約でも、車種が変わっても同じ差です。
なぜボーナス払いの違いで差額が出るのかは後で詳しく解説しますが、毎月の支払い額が中途半端になるから調整しているだけです。
実際の支払総額を見てみよう
ではここで、ヤリス、プリウス、クラウンクロスオーバーを例に実際の車種でどのくらい支払総額の差があるのか見てみましょう。
ヤリスX GAS 1.0L 2WD 7年契約 初期費用フリープラン
ボーナス払い | 月額利用料 支払総額 |
ボーナス払い無しと 支払総額の差額 |
なし | 35,090円 2,947,560 円 |
— |
5.5万円 | 25,960円 2,950,640円 |
3,080円 |
11万円 | 16,720円 2,944,480円 |
-3,080円 |
※ヤリスは16.5万円の設定がありません。
プリウスU HEV 1.8L 2WD 7年契約 初期費用フリープラン
ボーナス払い | 月額利用料 支払総額 |
ボーナス払い無しと 支払総額の差額 |
なし | 45,980円 3,862,320円 |
— |
5.5万円 | 36,850円 3,865,400円 |
3,080円 |
11万円 | 27,610円 3,859,240円 |
-3,080円 |
16.5万円 | 18,480円 3,862,320円 |
0円 |
クラウンクロスオーバー G HEV 7年契約 初期費用フリープラン
ボーナス払い | 月額利用料 支払総額 |
ボーナス払い無しと 支払総額の差額 |
なし | 56,650円 4,758,600円 |
— |
5.5万円 | 65,780円 4,761,680円 |
3,080円 |
11万円 | 75,020円 4,755,520円 |
-3,080円 |
16.5万円 | 84,150円 4,758,600円 |
0円 |
代表例としてヤリス、プリウス、クラウンクロスオーバーを出しましたが、いずれも7年間で5.5万円が3,080円高く、11万円が3,080円安いことが分かります。
この差は他の車種でも同じです。
知ってか知らずかボーナス払いは11万円が人気
ボーナス払い11万円がちょっとだけオトクってのを、みなさんご存知なのでしょうか?
いや、ほとんど知らないと思いますし、知って得する情報ってほどでもない。
それでもボーナス払い11万円が人気なようです。
ボーナス払いを設定すると決めていて、5.5万円、11万円、16.5万円と並べられると真ん中を選びたくなるのは人間の心理なのかも。
5.5万円じゃ月額の支払いがあまり安くならないし、とは言え16.5万円は結構キツイので11万円を選ぶ人が多いのかもしれません。
「どのボーナス払いが人気なんだ!?」と気になってこのページに来てくれた方、ごめんなさい。
マジ、雀の涙です。あまりどれが得か損かは考えずに選んでください。
とは言えやっぱりオトクな11万円が人気のようです。
ボーナス払いを11万円に設定すると、月額が18,370円値下がりします(どの車、どの契約年数でも同じ)。
毎月の支払いが2万円弱変わるのはデカイ。
KINTOは良いけど毎月の支払いがなぁと思ってる方はぜひボーナス払いを活用してください。
欲しい車はあるけど、月額料金で迷う。そんな人にとっては、ボーナス払いはある意味武器です。
欲しい車を手に入れるための、ボーナス払いという武器。使えるなら活用しちゃってください!
ボーナス払いを使うとどのくらい月額が安くなる?
さて、実際にボーナス払いを使うとどのくらい月額利用料金が安くなるのでしょう。
一覧表にまとめました。
ボーナス払い額と月額料金の安くなる金額
ボーナス払い | 月額料金の減額幅 |
5.5万円 | 9,130円 |
11万円 | 18,370円 |
16.5万円 | 27,500円 |
この減額は契約年数や車種は関係ありません。
すべての車種、契約年数で同じだけ減額されます。
結局、ボーナス払いって本来なら1年で均等に払うべきところを、ボーナス月にまとめて払うだけです。なのでボーナス払い×2回÷12でいくら安くなるか計算できます。
車種や契約年数は関係ないんですね。
きっちり割ると半端が出てくるので、その金額を丸めるためちょっとだけ調整が入ります。なので5.5万円と11万円の微妙な支払総額の差が生まれます。
ボーナス払いの時期と回数
KINTOのボーナス払いの時期と回数は年2回、1月と7月です。
ボーナス払いの設定をすると、毎年1月と7月にいつもの月額利用料金にボーナス払い分が加算となります。
1月~6月に納車された人は7月からの支払いに、7月~12月に納車された人は1月からの支払いになります。
多くの会社は6月と12月がボーナスなのでそれに合わせた支払い設定ですね。
ボーナス払いが使えないケース
実はKINTOではボーナス払いが設定はされていますが、適用できないケースがあります。
ボーナス払いが適用されない
- 解約金フリープラン
- 法人契約
解約金フリープランはボーナス払いが使えません。途中で解約自由なので、ボーナス払いを挟むとややこしくなるからだと思います。
法人契約はまあ法人なのでね・・・法人にはボーナスないんで。
ちなみにボーナスがない人、自営業者や主婦、アルバイトの人もボーナス払いは使えます。
ボーナス払い16.5万円が使えない車種
- ヤリス
- ルーミー
- アクア
- ライズ
- ヤリスクロス
- カローラクロス
- シエンタなど
2024年6月現在、以上の車種でボーナス払い16.5万円が使えません。
比較的お値段が安い金額の車種では16.5万円が使えない傾向ですね。
KINTOボーナス払いQ&A
ここからはKINTOのボーナス払いについて、いくつかQ&Aを回答していきます。
Q.学生、主婦、自営業者だけどボーナス払いは出来る?
A.出来ます
ボーナス払いっていうのは名称だけであって、ボーナスが無い職業の人でもボーナス払いは可能です。
Q.ボーナス払いは金額とか途中で変更できる?
A.途中で変更できません
途中でボーナス払い金額の変更や、ボーナス払いなしには変更は出来ません。なので支払いプランを最初によく考えて契約してください。
まとめ
以上、ボーナス払いについて解説してきました。ボーナス払いには5.5万円、11万円、16.5万円が選択可で、11万円にすると少しだけオトクです。
まあそんなには変わらないんですがね。
ボーナス払いは途中で金額とか変更できません。
毎月の支払いが少なくなるからと言って、無理して16.5万円とかに設定すると苦しくなることもあります。計画性を持って、設定したいですね。
とは言え毎月の支払いが少なくなるのは魅力。プリウス1万円台で乗れちゃうんだから。
確かにボーナス時の出費は痛いけど、それでも乗りたい車に乗れる喜びには変えられないかもしれません。
上手にボーナス払いを活用して、新しい車をあなたの相棒に迎えてあげてください!
素敵なカーライフを。