ライズのハイブリッドはe-Powerのマネ?
トヨタライズのハイブリッドシステムはe-SMART HYBRIDと呼ばれるもので、ぶっちゃけ日産e-Powerと同じようなもの。まああっちが早いからパクってるインスパイアされているものと思われます。
つまり「エンジンで充電、モーターで動く」というもので、エンジンは直接駆動には関与しません。運転フィールなどは電気自動車のそれにかなり近いと思われます。
燃費はどう?
燃費に関しては当然ガソリン車よりいいです。
ハイブリッド:28.0km/L
ガソリン車 :20.7km/L
※WLTCモード、ガソリン車は2WD
他の車と車と比較してみても・・・
車種 | 燃費(WLTCモード) |
ダイハツ ミライース (ガソリン) |
25.0km/L |
スズキ ワゴンR ハイブリッド |
25.2km/L |
ホンダ インサイト | 25.6km/L |
スズキ アルト ハイブリッド |
27.7km/L |
トヨタ ライズハイブリッド | 28.0km/L |
日産 ノートe-Power | 28.4km/L |
ホンダ シャトル ハイブリッド |
28.4km/L |
トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド |
30.8km/L |
トヨタ ヤリス ハイブリッド |
36.0km/L |
トヨタ アクア | 34.6km/L |
と、他の車種と比べてもかなり高いレベルの燃費です。さすがにヤリスやアクアには敵いませんが、軽自動車よりも燃費がいいですね。(っていうかトヨタ強し)
運転フィーリングは?
ライズハイブリッドは、日産ノートe-Powerと同じく、ワンペダル操作が可能で、アクセルを踏んだら加速、離すと減速となります。
ワンペダル操作はこちらのボタンで切り替えが出来、普通にアクセル&ブレーキで運転することも可能です。
運転した感じはさほど苦にもならないけど、特に良いわけでもない。運転フィールが通常のハイブリッドと大きく異ならないよう、注意深く作られていることが分かります。
お値段は?
ライズハイブリッドには2つのグレードが用意されてて、
G:2,173,000円
Z:2,338,000円
となっています。ちなみに4WDの設定はありません。
200万円強でハイブリッドSUVに乗れるのは結構レア。先程の燃費で比較した他の車とも比べてみましょう。
車種 | 価格 |
ダイハツ ミライース (ガソリン) |
860,200円 |
スズキ アルト ハイブリッド |
1,259,500円 |
スズキ ワゴンR ハイブリッド |
1,386,000円 |
トヨタ アクア | 1,980,000円 |
トヨタ ヤリス ハイブリッド |
2,013,000円 |
日産 ノートe-Power | 2,033,900円 |
トヨタ ライズハイブリッド | 2,173,000円 (KINTOならこの値段) |
トヨタ ヤリスクロス ハイブリッド |
2,284,000円 |
ホンダ シャトル ハイブリッド |
2,418,900円 |
ホンダ インサイト | 3,355,000円 |
燃費が概ね25km/Lを超える車の中では、かなり安い方。さすがに軽自動車に比べると高いですが、アクアやヤリスとくらべてもそんなに変わらない。なかなかお買い得でかつ燃費のいいクルマだといえますね。
室内空間
ライズの室内の写真がいくつかありますので、ご紹介したいと思います。写真はXグレードガソリン車ですが、ハイブリッドとそう変わりませんのでご容赦ください。
運転席から見える眺め的に、そこまで車高は高くないイメージ。かと言って低くもないのでちょうどいい感じに運転しやすいです。
後部座席もこのクラスの車にしては広いほうだと思います。
ラゲッジスペースですが、後部座席を倒すとこのように広々空間。自転車は無理っぽいけど、スノーボードぐらいなら余裕で入ります。
身長170cmの僕が斜めならなんとか寝られるぐらい。フラットではありませんので、車中泊は厳しそう。
エクステリア
ライズのエクステリアの写真もいくつかありますので、紹介したいと思います。こちらもXグレードガソリン車です。
まずは全容から。サイズは全長 3,995 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,620 mmと決して大きくないんだけど、それ以上の大きさを感じさせるデザイン。全体的に角ばらせることで、サイズ以上の大きさを演出しているそうです。
サイドビューも堂々たるもの。ゴツいSUVって感じがします。200万円でこの存在感はなかなかのもの。
フロントビュー。少し下のアングルから。ヘッドライトが横に張り出して、迫力がある面構え。
リアビューは前からほど迫力はありません。リアも全体的にゴツゴツしたデザインですが、車高自体が高くないので迫力不足は否めない。まあこの車格なら仕方ないです。
とは言え全体的にはとてもかっこいいデザインになっていると思います。2022年10月の月間販売台数は8,660台と全体の4位。2019年に発売の新規モデルとしては、爆売れと言っても過言ではありません。
やっぱりこのエクステリアと、内装、走り、燃費ともに高い水準なので売れているのも納得です。
人気が高いため、ガソリン車で7ヶ月、ハイブリッドでは12ヶ月ほどの納車待ちだと言われています。ライズは欲しいけど、結構待たされる、ジレンマですね。
ちなみにトヨタのサブスクKINTOでは任意保険込みで16,280円から乗れます。しかも納期は1.5~2ヶ月と、新車購入と比べて短納期。ぜひ検討してみてください。
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