
ナンカンのスタッドレスタイヤAW-1ですが、2024年製から新コンパウンド採用!ってことで、ゴムの材質が変わったみたいなんですね。
これって何が変わったのでしょうか?
ドライ性能が圧倒的に良くなった
AW-1はもともと雪上の性能は評価が高かったんですが、ドライ環境下での評判がイマイチだった。
特に横方向の剛性の弱く、高速安定性に難があったけど、ゴムの硬度を上げることでほぼ国産スタッドレスレベルまで改善されたとのことです。
基本的にはゴムの硬度を上げるとグリップ力や雪上性能が低下するのですが、それらを保ちつつ、高速安定性などを上げたのが今回の新コンパウンドの特徴と言えます。
「ナンカン史上最高のスタッドレスタイヤ」
とも言われている新コンパウンド採用のAW-1。
現在、オートウェイで購入できるAW-1は全て新コンパウンド採用の新しいAW-1です。
AW-1を購入するならこちら(独占販売)
目次
この記事はゴムの専門家が執筆しています
このブログの著者はゴムの専門家です。
イギリスでのゴム材料会議への参加経験もあり、ゴムに関する知識は豊富です。
元自動車用ベルト大手企業の研究員
特許『樹脂ベルト(特開2008-032132)』第一発明者。
専門:ゴム配合、劣化・摩耗評価、応力解析
信条:ゴムの配合、最後は愛情
AW-1について概略が知りたい方は
をご確認ください。ナンカンAW-1の新コンパウンド、何が変わった?
今回のAW-1の新コンパウンドには、ゴムの専門家としてかなり興味がありまして、いろいろ調べてみて分かったことがあるので、出来るだけ分かりやすく解説したいなと思います。
ゴムを硬くした
高速安定性を高めるために新コンパウンドではゴムを硬くしています。
「分子構造レベルで見直した」なんてことを言ってるみたいですね。
ゴムって素体のポリマーと呼ばれるもの(天然ゴム+合成ゴム混合)にカーボンブラックなどの補強材を混ぜて作るんですが、分子構造はこのポリマーのことです。
ゴムがなぜ伸びて、また縮むのかと言うと、分子同士をつなげているからなんです。
スーパーのビニール袋って伸ばしたら、伸びっぱなしでしょ?ゴムなら元に戻ります。これはビニール袋は分子同士がつながってなくて、ゴムはつながってるからなんですね。
新コンパウンドでは、この分子同士のつながり方を変更した
新しい加硫剤(分子をつなげる薬品)を採用し、グリップ力を保ちつつ、ゴムの剛性を強くしています。
シリカの分散技術が新しい
ゴムを硬くして高速安定性を高めたのはいいんですが、前述のように硬くするとグリップ力や雪上性能が下がります。
グリップ力は他の薬品でなんとかなるんですが、雪上性能の低下を防ぐのは難しい。
そこで「シリカの高分散技術」を取り入れました。
シリカって補強材の一種で、カーボンブラックと併用したりします。
シリカは水との親和性が高いんです。
なので雪上、特にアイスバーンでは、シリカが路面の水を捉えて掻き出すということをしてくれます。
一方、シリカは高額なので、たくさん入れるのも難しい。
でも分散技術の改良で、ゴムに均一に配合されることで、少ないシリカでより効くように改良されたということです。
つまり・・・
- ゴムを硬くしてドライの性能を上げた
- シリカの分散で雪上性能をカバーした
というのが、今回の新コンパウンドのキモだと思います。
材料費を上げず、技術で性能をアップさせたナンカンの研究員のことを考えると、元同業者として特別な思いがありますね。
頑張ったんだろうな~って。出来たときは嬉しかっただろうな~って。
きっとうまい酒を飲んだことでしょう。
ナンカンAW-1の新旧比較(性能面)
新コンパウンドを採用したAW-1と従来のAW-1ではどのような性能になっているのでしょうか?
比較表を作ってみましたので、良かったら参考にしてください。
AW-1の性能の新旧比較
| 旧AW-1 | 新AW-1 | |
| 雪上性能 | ◯ | ◯ |
| アイスバーン | ◯ | ◎ |
| 高速安定性 | △ | ◯ |
| コーナー安定性 | △ | ◯ |
| 静粛性 | △ | ◯ |
この性能はオートウェイ、ナンカンタイヤの公式HPの情報と、実際にAW-1の評判を500件以上見まくってその声から解析したものです。
AW-1の評判について詳しくは → ナンカン スタッドレスの評判は?
特徴的な声としてはこんなのがあります。
「全然違うよ前のモデルとは。これは正直良くなったね本当に」
→ リピーターさんの声
「高級感が増したね。タイヤの。本州とかで 評価は絶対上がるね」
→ 本州お住いの人の声
「この価格帯でここまで止まると思わなかった」
→ 実際に雪道で使用
「安いし効くしコスパ最高ですね!因みに北海道です」
→ 北海道民も認めています
とまあ、新コンパウンド、おおむね好評のようです。
進化したAW-1はこちら
新コンパウンドAW-1はどこで買う?
AW-1に限らず、ナンカンタイヤはオートウェイが日本では独占販売です。
なのでオートウェイの公式サイトで購入するのが普通です。
オートウェイでは全国3,500箇所の提携店舗「タイヤピット取付店」に直送して、そのまま車で行けばタイヤの取付・交換をしてくれます。
取付料金は全国一律で、店舗で支払いになります → 詳しくはこちら。
なので・・・
オートウェイで購入
↓
タイヤピット取付店に直送
↓
タイヤ交換
がスムーズです。
もちろん自宅に送ることも可能。送料は基本無料です(自宅配送は有料)。
ナンカンタイヤは独占販売です
Q&A:AW-1の新コンパウンドでよくある質問
Q:新コンパウンドで何が変わったの?
A:雪上性能は維持しつつ、高速安定性や静粛性などドライ環境下での性能が向上しました。
Q:いつから新コンパウンド?
A:2024年製以降です。
Q:オートウェイで新コンパウンドのAW-1は買える?
A:基本、現在の在庫
はすべて新コンパウンドです。ほんの少数の2023年製の旧コンパウンドがセールで販売されています。
Q:ドライ性能は本当に良くなった?
A:高速域の不安定さ、レーンチェンジ時のふらつきが指摘されていましたが、それらは改善されているとの声が多数です。
Q:氷上・雪上の性能は落ちてないの?
A:シリカの高分散技術で氷雪の効きをキープしています。
Q:ノイズや乗り心地は?
A:スタッドレスとしては静かになったという声が多数。
Q:でも正直、ブリザックの方がいいんでしょ?
A:絶対的な性能はブリザックVRX3の方が上です。路面が見えないようなアイスバーンでは10%ほど制動距離が伸びると言われていますが、秋田岩手以南なら問題なし。
Q:どこで買えるの?
A:ナンカンタイヤは日本ではオートウェイ独占販売
です。
Q:納期はどれくらい?
A:在庫品は即日 or 翌日出荷です。繁忙期・降雪直前は取付予約が混みますのでお早めに。
ナンカンAW-1新コンパウンドのまとめ
ナンカンのAW-1は2024年から新しいコンパウンドを採用しました。
それによってそれまでも高評価だった雪上性能に加えて、ドライ環境下での性能も向上させました。
具体的には
- ポリマーの分子構造の見直し
- シリカの分散技術
により、ゴムを硬くして高速安定性を高めつつ、雪上性能を保つということをやってのけました。
「ナンカン史上最高のスタッドレス」と言われる所以はそんなところにありそうです。
AW-1を始めナンカンタイヤはオートウェイの専属販売です。
ブリザックに勝るとも劣らない性能、そしてコストパフォーマンスの高さから、年間250万本を販売するオートウェイにおいてもかなりのウェイトを占めるスタッドレスタイヤになりました。
購入するならタイヤピット取付店への直送がオススメです!
