ナンカンスタッドレスのAW-1を購入しよう!って思ったけど、輸入タイヤだから日本のタイヤと同じように入れていいのか?ってちょっと不安になりますよね。

空気圧は何kPaが推奨なのでしょうか?

 

オートウェイ推奨の空気圧は250kPa

ナンカンタイヤはオートウェイが独占販売なので、ほぼ公式アナウンスです。車種に関わらず250kPaを推奨しています。

 

「おいおい、車種ごとに推奨の空気圧って決まってるだろ?」

って思いますよね。実際、僕もすげー心配になりました。

 

でもよくよく調べてみると、実は車両の設定空気圧は日本の規格のJATMA。一方、ナンカンタイヤは欧州の規格のETRTO。そもそも規格が違ったんです。

なのでナンカンタイヤに限らず、輸入タイヤは基本的には車両指定より高めに入れることが分かりました。

 

しかも通常タイヤに空気を入れる際、だいたいどこの取付店でも20kPaは高めに入れるみたい(空気抜けちゃうから)。

さらには、どんなタイヤでも350kPaまで入れても大丈夫なように設計されているので、それほど神経質になる必要はないと思います(ただし300kPa以上はやめといたほうがいい)。

 

つまり

  • AW-1は車両推奨より高め
  • 空気圧、250kPaなら全然余裕

ってことで、250kPaに設定されているみたいです。

 

もしどうしても心配な場合は、取付店で相談してみましょう。

さすがに210kPa推奨の車に250kPa入れるのは心配ですもんね。

 

もしくはオートウェイのサポートでも車種とタイヤサイズを伝えれば、適正な空気圧を教えてくれます。

 

>>AW-1のサイズ一覧はこちら

 

AW-1は車両指定の空気圧より高め

冒頭でもお伝えしましたが、ナンカンタイヤはETRTOっていう欧州規格でタイヤを作っています。

一方、車両指定の空気圧はJATMAっていう日本規格です。

 

そもそもETRTOの方が10kPaほど高い

つまりJATMAの240kPaと、ETRTOの250kPaだと、タイヤにかかる負荷は同じ数値になります。

JATMAとETRTOの空気圧対応表

 

なのでナンカンタイヤに限らず、輸入タイヤは基本空気圧が高めです。

 

XL規格タイヤはさらに高め

XL規格タイヤってのは、ざっくりいうと

「同じサイズでも、より高い空気圧を入れて、たくさん荷重を支えられる強化タイヤ」

 

XL = Extra Load(エクストラロード)の略で、サイドウォール(横の部分)が強化構造になっています。

そのため高めの空気圧を入れて使う前提で、その分、より重い荷重を支えられるタイヤです。

 

タイヤの表記だとこんな感じで書かれてます。

  • 205/55R16 91V → 通常タイヤ
  • 205/55R16 94V XL → XL規格の強化タイヤ

後ろの「94」みたいな数字がロードインデックス=支えられる重さで、数字が大きいほど耐荷重が大きいです。

 

オートウェイの販売ページで見分けるにはAW-1だとこんな感じ

 

 

上記のようにXLと記載があればXL規格、無ければスタンダード規格です。

スタンダード規格のタイヤ

XL規格のタイヤ

 

なのでXL規格のタイヤはさらに高めに空気を入れます

オートウェイの推奨は260~290kPa。

まあそのあたりも、取付店が分かってるので、あまり心配する必要はないかも。

 

雪道メインか否かで走行状態で空気圧を調整しよう

雪道メインの場合は250kPaがいいと思います。

ただドライがメインで走る地域の人は燃費や快適性を考えれば、ちょっと空気圧を上げておいた方がいいかも。

 

  • 雪道メイン → 250kPa
  • 結構雪が降る → 260kPa
  • ドライがメイン → 270kPa

みたいなイメージかも。

 

オートウェイの公式サイトには

通常のドライ路面または高速道路での走行安定性を重視される場合はタイヤ空気圧を高めの260~280kPaに設定いただくことを推奨しております。

と書かれています。

※ なぜかサイトには書かれず、カスタマーレビューのこまめに返信している感じ。
※ どのように書かれているかはこちらの「>すべてのレビューを見る」をタップしてみて!

 

さすがに280kPaは入れ過ぎかな?って個人的には思うので、関東在住、たまにスキー場に行く僕は270kPaに設定しています。

 

心配なら取付店で相談してみてください。

AW-1をたくさん取り付けている、オートウェイの提携店舗がオススメ(購入時に取付予約ができる)。

その地域で、どのくらいの空気圧が適切かは、その地域のプロが一番良く分かってると思います。

 

300kPaは入れすぎ!

冒頭でも書きましたが、どの規格であっても、タイヤは350kPa入れても大丈夫なように設計されています。

とは言え、やっぱり300kPaは入れすぎです。

 

オートウェイでも「300kPaは越えないように」とアナウンスされています。

空気圧を高くすると、燃費は向上しますが、やはりやりすぎはよくない。

 

300kPaは越えないようにしてくださいね。

 

>>ナンカンAW-1の特設サイト

 

Q&A:AW-1空気圧でよくある質問

Q:ナンカンAW-1の空気圧は何kPaに設定するのがいいですか?

A:オートウェイの推奨は、車種に関わらず250kPaです。まずは250kPaを基準にして、走る地域や使い方に応じて調整するといいと思います。

 

Q:車の取扱説明書には210kPaとか書いてあるのに、250kPa入れて大丈夫なんですか?

A:AW-1はETRTO、車両側はJATMA準拠なので、前提となる空気圧の考え方が違います。輸入タイヤは車両指定よりやや高めが基本だと考えてOKが、不安な場合は取付店やオートウェイに相談を。→ JATMAとETRTOの空気圧対応表

 

Q:AW-1に限らず、輸入タイヤは空気圧を高めに入れたほうがいいんですか?

A:はい、規格がETRTOなので高めに入れるのが基本です。

 

Q:XL規格タイヤって何ですか?

A:簡単に言えば強化タイヤ。欧州車やSUV、ハイブリッド車など重い車に使われます。→ XL規格のタイヤ

 

Q:雪道メインの地域ではAW-1の空気圧はどのくらい?

A:オートウェイ推奨どおり250kPaでOK。ドライメインなら270kPa。後は微調整って感じです。

 

Q:どのくらいまで空気圧を上げると危険?

A:タイヤ自体はかなり余裕を持って設計されていますが、300kPaを超えるのはやりすぎです。

 

Q:空気圧を上げると一般的にどうなるの?

A:燃費が上がる、高速安定性が上がるなどのメリット。逆に乗り心地がゴツゴツする、ギャップでの衝撃が強くなるなどのデメリットがあります。

 

Q:取付店はどこがいい?

A:AW-1の取付実績が多いオートウェイ提携の「タイヤピット取付店」がオススメです。詳しくはオートウェイはタイヤ交換の予約はできる?にて。

 

AW-1の空気圧まとめ

AW-1の空気圧は車両に関わらず250kPaが推奨です。

XL規格のタイヤの場合は260~290kPaが推奨。

そもそも車両指定の空気圧がJATMA、タイヤ自体がETRTOと規格が違うので、基本はタイヤ指定の空気圧にしてください。

車両の空気圧が210kPaなど、あまりにも乖離していて心配な場合は取付店に相談してみてください。

実際に運転してみて、高速安定性が悪いなど感じれば、250kPaにしましょう。

 

AW-1はオートウェイの独占販売です

>>ナンカンAW-1の特設サイト

 

この記事はゴムの専門家が執筆しています

このブログの著者はゴムの専門家です。

イギリスでのゴム材料会議への参加経験もあり、ゴムに関する知識は豊富です。


著者紹介 本田和也
元自動車用ベルト大手企業の研究員
特許『樹脂ベルト(特開2008-032132)』第一発明者。
専門:ゴム配合、劣化・摩耗評価、応力解析
信条:ゴムの配合、最後は愛情

AW-1について概略が知りたい方は

をご確認ください。