トヨタのサブスクKINTOですが、契約が終わったあとに買い取りって出来るのでしょうか?

結論から言うと買い取りは出来ません

下記に詳しく解説していきますね。

 

KINTO公式サイト

KINTOの車種ラインナップ一覧

 

KINTOは買い取りできません

最初にも書きましたが、KINTOは買い取りは出来ません。

どの契約年数でも、どのプランでも買い取りできません

KINTOはそもそもそういうプランですので、買い取りたい派の人は残念ですね。他の買取可能なサービスも検討してみてください。

買取可能なカーリース

3年契約、5年契約は契約延長なら出来る

KINTOでは買い取りは出来ませんが、最大7年までの契約延長なら可能です。なので3年契約、5年契約を選べば、もう少し乗りたいと思えば延長できます。ただし最大7年までなので、7年契約の人は延長できません。

参考:KINTOは契約延長できますか?

KINTOはなぜ買い取り出来ないの?【所有から利用へ】

そもそもKINTOは「所有から利用へ」と言うコンセプトで始まりました。サブスク全盛の昨今だから車もサブスクで!って考えたKINTOの社長は偉い!そもそも「まったく新しい車の売り方を考えろ」って章男会長に無茶振りされたことでKINTOは始まっています。「所有から利用へ」だからこそ買い取りは最初から考えてないんですね。

ちなみに「所有から利用へ」と最初に言い出したのはおそらく元三井銀行常務取締役の大野剛義さん。「所有から利用へ」という本を1999年に発表されています。すごい慧眼!

 

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KINTOが買い取り出来ないデメリット

買い取りが出来ない!そんなの嫌だ!!って思う人もおられるかもしれませんが、冷静にKINTOを契約して買い取りが出来ないデメリットを考えてみましょう。意外とそう思っててもデメリットではない場合もあります。

愛着のある車を手放す必要がある

これが辛い!今まで何年か乗ってきて、愛着がある車、思い出がたくさん詰まった車を契約期間が終了したら手放すのは悲しいです。恋人との別れに例える人もいるぐらい。でも恋人と同じく、新しい車が来たら前の車なんて忘れちゃうんですけどね。まあそれでも最初から分かれることを前提に恋人と付き合う人がいないのと同じく、最初から手放すことを前提に車を手に入れる人も少ないので、辛いって言えば辛いです。

売却益が出ない

仮に車を買い取れたら、本当に手放すときに売却益が出る場合があります。中古車市場が高騰して、しばらく乗ったけど買取額と同じ価格で売れた!なんてこともあるでしょう。でも基本的には車は乗り続けると価値が下がるものです。あまりこの辺りは気にすることではないのかも。

カスタマイズ、改造が出来ない

KINTOではカスタマイズ、改造などは禁止されています。原状復帰できる多少の改造、例えば自分好みのナビを付けるとか、ドラレコを後付するとかは大丈夫。だけどエアロパーツ付けたり、マフラー変えたり、塗装を塗り替えたり、シャコタンにしたり、そんなのはダメです。最終的に買い取れれば、そのような改造をしても問題ないのでしょうけど、改造したい人はKINTOは避けましょう。

走行距離を気にしなくてはならない

KINTOでは月間1,500km、年間18,000kmの距離制限があります。毎月1,500kmに収めなくてはならないのではなく、契約期間中の合算で評価されます。これ以上乗っちゃうと追加料金が掛かっちゃう。買い取り可であれば気にすることは無いんですが。でも年間18,000km以上走る人は少数派なので、ここも該当しなければ気にしなくて良いかも。

参考:KINTOで走行距離制限を超過したらどうなる?

喫煙が不可

KINTOでは電子タバコを含めて車内喫煙が禁止されています。タバコ吸われたら車の価値が下がっちゃいますしね。こちらも買い取りできれば問題ないんでしょうけど。

参考:KINTOは喫煙不可!電子タバコは?

KINTOが買い取り出来ないからこそのメリット

さてKINTOが買い取り出来ないのはデメリットと考えるのが普通ですが、買い取り出来ないからこそのメリットがあるんです。それをいくつか紹介します。

買い取り出来ないから安くできるらしい

「なんで買い取れないんだーーー」

しばらく乗ってたら愛着が湧いてきて、買い取りたいと思うのが人情。それなのに買い取りの選択も与えてくれないなんてKINTOは不親切だ!!!

とお嘆きのあなた、ちょっと待ってください。これは某ディーラーさんから聞いた話ですが・・・

KINTOは買い取れないから安い

んです。

 

KINTOでは契約が終わった車を、そのままトヨタグループの認定中古車として販売するらしいです。なんたってトヨタですから、その辺りはグループが超強い。認定中古車は普通の中古車よりも高く販売できるので、結構な利益を生むんです。また買い取り費用も必要ありません。

 

「3年後や7年後に確実に車が返ってくるってのはすごいありがたいんです」

と、先述のディーラーさんが言ってました。

 

車の買い取りって、実は結構コストがかかるらしい

車買う人の下取りだけじゃ、中古車って足りないらしく、ユーポスとかカーネクストみたいに、買い取りだけを生業にしている会社から買い取ってくることも多いそうです。

 

当然、買い取り業者の利益もあるから、仕入先としてはあまり嬉しくない。

査定して、見積もりだして、手続きして、車を受け取って・・・
と人件費だけでも結構かかります。

KINTOはもともと自社の車なので、その費用がかかりません。そのまま流すだけ。

なのでKINTOは、契約後の買い取りをさせず、グループ内で回すことで、契約後の車でも利益を上げているから、安く済むんです。

気持ちあらため常に新車に乗れる

KINTOでは契約年数が決まっていて、契約期間が終了すると車を手放すわけです。仮にKINTOを再契約するなら常に最新の車に乗れる!車の技術って、特に最近進歩がめざましいです。ほぼ自動運転はすでに普及済み、本格的な自動運転もそろそろ実装されそうだし、何より安全装備が充実しているから、今の車ってほとんど事故を起こさないんですね。今後さらに安全装備が進歩するだろうから、その最新の車に乗り続けられるってのはメリットだと思います。何より新車って気持ちいいですもんね。

乗り換えが楽

契約年数が終了して、KINTOに再契約するとき。一度、KINTOを体験しているのであまり考えることも少ないわけで。そうなると10クリック以内で再契約が終了しちゃいます。


KINTO公式サイトより

車や契約年数、オプションなどを選択して、上の「契約満了に伴う入れ替えのお申し込み」をポチっとすれば再契約申請は終了。あとは今の車の契約終了時と入れ替えで、新しい車が用意されます。これが買い取り可とかになると迷っちゃう・・・。買い取った後に、やっぱ再契約にしときゃよかったーーーなんてことを思うケースもあるかもしれません。

再契約の申請は契約終了の3ヶ月前まで受け付けていますが、納期がかかる車はもっと早めに申請してください。1年以上前から申請できます。

ライフスタイルによって車を変えられる

例えば今は独身で、コンパクトカーに乗ってたとしても、結婚して子供が出来たらミニバンに乗りたい。そんな車のライフスタイルを考えておられる方も多いはず。購入となると、やれ保険はどうするか、下取りはどこに出すかなど様々な面倒事が多くなります。KINTOだと契約期間も決まっているからライフスタイルに合わせて車の人生設計を立てやすいんですね。買い取っちゃうと、結局面倒事が多くなりますし。

売却時の様々なトラブルを回避

世間を賑わしたビッグモーター。ゴルフボールや樹木伐採でのトラブルが有名ですが、実は買い取りでも様々な疑惑があります。最初に高い額で入札、その後「たばこ臭い」「損傷した部分が見つかった」「事故歴を隠していた」などと言って、提示額から大幅に減額したり、いったん振り込んだ金を一部返させたりしていたそうです。
ビッグモーター、車買い取りでもトラブル 元店長「難癖つけて減額」朝日新聞デジタル

もうさすがにビッグモーターと関わろうという人は少ないと思いますが、他の中古車買い取り業者が同じことをやらないとは限らない。こういうことやられると、金銭的なダメージだけじゃなく精神的にもダメージがデカいですもんね。

さらに中古車市場ってのは大きく変動します。2020年ごろから半導体不足で新車の供給が滞ってたので、中古車が新車より高くなる、バブルのような上がり方をしていますが、2024年はそろそろ半導体の供給も安定してきたので中古車価格も落ち着いて来るでしょう。となると、買い取った後に高く売ろうという目論見も外れてきますね。

 

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KINTOで買い取り出来ないのを気にしなくていい人

買い取りが出来ないのをあまり気にしなくていい人はこんな人かなーと。

常に新車に乗りたい

やっぱり新車が好き!ずーっと新車に乗ってたい!そういう人は買い取りがあるかどうかは気にするのは本末転倒。買い取っちゃったら古い車、ずーっと乗らなきゃならないですもんね。

短期で車を乗り換えたい

同じく、短期で車を乗り換えたいのに、買い取りなんてしちゃったら本末転倒です。

車購入、売却の際の手続きが面倒くさい

せっかくKINTOで手続きが簡単になったのに、また購入しちゃうと税金、車検、保険などその辺りの手続は自分でやらなくちゃならなくなります。一度、KINTOで一元管理出来る楽さを覚えたら、また購入の手続きの煩わしさを抱える羽目になります。めんどくせーーー。

KINTOで買い取り出来ないのが残念な人

やっぱり買い取りが出来ないのは嫌だ!って人はこういう方たちかもしれません。

オーナーになりたい!

KINTOは所詮、リースなわけです。自分が管理して、自分が乗って、自分の持ち物ではありますが、借りているわけでカーオーナーではありません。やっぱり所有する喜びを持ちたい!って人には買い取りが出来ないのはデメリットになりますね。オーナーになりたかったら買い取りが出来るカーリースか、最初から購入にしたほうが良いでしょう。

長く車に乗りたい

KINTOの契約は最長7年ですが、やっぱり一度乗った車は長く乗りたい。できれば10年以上乗りたい!って人は、やはり買い取りが出来るカーリースか、最初から購入にしたほうが良いでしょう。

喫煙者

KINTOでは車内喫煙が禁止されています。もしバレたら、具体的に言えば車に臭いが付いて取れなかったり、焦げ跡を付けたりしたら、原状復帰の費用は自分持ちになります。買い取りができれば、この辺の問題も無いわけですが。

走行距離が長くなりそうな人

KINTOでは走行距離が月間1,500km、年間18,000kmと決まっています。これ以上の長い距離を乗る人、平均して一日あたり50km以上乗る人はKINTOは避けたほうが良いかも。買い取りができればこの辺の問題も無いわけですが。

買い取りができるカーリースと比べてどう?

KINTO以外にもカーリースの会社はたくさんありまして、中には買い取りが出来るカーリースも存在します。ですが、さほどメリットは無いように感じます。まず買い取りが出来ると言っても契約時に買い取るかどうか決めないとダメです。途中で買い取ります!ってわけには行かないんですね。

 

さらに最初に買い取ると決めると・・・

 

ってな感じで、支払総額が高くなります。普通にローンを組んで新車を買うよりも高くなるし、あまりメリットは無いです。

買い取りできるカーリースのメリットは1つだけ

カーリースで買い取りを選ぶときのメリットは一つだけのように思います。

自賠責保険、税金の支払いをしなくていい

「しなくていい」とは書きましたが、念のため説明すると、バッチリ料金に含まれます。さらにはこれも契約期間中だけの話。契約期間中は車の所有者はカーリースの会社なので、税金や自賠責保険の請求はカーリースの会社に行くわけです。だから自分では払わなくて良い。でも自分で払ったほうが安く済みますよ。

カーリースは事故ったら最悪

カーリースの場合は、事故の際の保険などは含まれていません。なので自分で保険に入っておく必要があります。

もちろん傷を付けたら修理して返却

そのまま返すと修理費用を取られます。まあ自分でつけた傷なので仕方ないんですが。全損事故の場合は契約解除になって、違約金も取られますので、カーリースの際は事故に気をつけましょう。KINTOの場合は付帯する保険でぜんぶキレイに直ります。大きな事故でも自己負担金は最大5万円、最悪のケース、全損事故でも契約解除で違約金は取られないので安心です。

参考:KINTOで事故ったら修理費5万円、全損の場合は解約

買取可能なカーリース

それでもやっぱり買い取り出来るカーリースがいい!と言うことであれば、下の2つは結構オススメ。評価がそこそこいいです。金利や対応はそれほど変わりません。先にも述べた通り、買い取りのときの支払い方は違います。

安心、おトクなマイカーリース「マイカー賃貸カルモ」

 


ニコノリ

KINTOでは契約終了したらどうなる?

最後にKINTOでは契約終了したらどういう選択肢があるか解説します。

ザックリいうと

  1. 車を返却
  2. 新しい車に乗り換える
  3. 契約を延長する

の3種類です。この選択肢に買い取りはありません。いつか追加されるといいですね~

車を返却する

これは一番シンプル。車を返却するパターン。もう車に乗らなくなったり、やっぱり今後は車を買おうって思った時の選択肢です。契約期間中まで乗ってて、期間が来たらディーラーに返却すればOK。

新しい車に乗り換える

つまりKINTOの再契約ですね。今まで乗っていた車は手放して、新しく別の車に乗り換える。先程も述べた通り、再契約の申請はすごく簡単です。ちょうど契約期間終了時に新しい車に乗れます。

契約を延長する

今乗ってる車が気に入ってて、もうちょっと乗りたいなぁって思ったら、契約を延長することも可能です。ただし最長7年になりますので、7年契約の人は契約延長は出来ません。

参考:KINTOは契約延長できますか?

まとめ

  • KINTOでは買い取りは出来ません
  • 買い取りが出来ないからKINTOは安い
  • 買い取り出来るカーリースはあまりオススメしない

 

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動画で解説

動画でも解説していますので良かったら御覧ください。

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