KINTOで福祉車両があるか調べてみたのですが、車椅子がそのまま乗せられるような本格的な福祉車両は現在のところはラインナップがありません。
でも、助手席の向きが変わって、足が不自由な人でも乗り降りがしやすいターンチルト車は2車種あります。
ヤリスとアクアにターンチルト車あり
気になるお値段も標準仕様とさほど変わりません。
要介護や障害の度合いによりますが、ターンチルト車でも大丈夫そうならぜひ検討してみてください。
ターンチルト車って何？
そもそもトヨタの福祉車両の一種、ターンチルト車って何でしょうか？
分かりやすい動画が以下にありますので、まずはこちらをご確認ください。
こちらの動画では「後付け」となっていますが、KINTOのターンチルト車には最初から付いています。
ターンチルト車とは、つまり助手席が回転して乗り降りがしやすくなる車のことですね。
また回転したときに座面が下がるようになってて、地面と座面の距離が短くなります。
ある程度、自分の足で立ったり出来る方には、普通の車より格段に乗り降りはしやすくなるでしょうね。
ちなみに普通のヤリスやアクアに契約して、ターンチルトシートを後付することも出来ます。
ただしお値段は149,600円＋工賃となり、これは契約のときに一括で支払う必要がありますのでKINTOにするなら最初からターンチルト車の方がいいかも。ヤリス、アクア、シエンタに装着できます。
ヤリスとアクアにターンチルト車の設定あり
現在のところ、KINTOにターンチルト車の設定があるのはヤリスとアクアの２台のみになります。
「ターンチルト」のマークがあるのがターンチルト車です。
ごらんの通りターンチルト車は一般のグレードと比べても月額利用料金の差が2,000円以内で、特別高いわけではありません。
納期も同じです。
残念ながらヤリス・ハイブリッドにはターンチルト車の設定がありません。
ハイブリッド車をご希望の場合はアクアを選択してください。
ターンチルト車でも、かなり乗り降りは楽になります。
車椅子からの乗降も、普通の車だと難しいですが、ターンチルト車なら一人で出来る人も多いでしょう。
ぜひKINTOでのターンチルト車、検討してみてください。
本格的な福祉車両の導入は来年以降に検討されています
トヨタには車椅子でそのまま乗り込めるもっと本格的な福祉車両もあります。
こういう車椅子が丸ごと乗せられるタイプの福祉車両は現在、KINTOの設定にはありません。
この手のタイプは車椅子を乗せるため、スペース的にどうしてもミニバンだけに限られてしまいます。
新車で買うとノアの場合、一般車と比べて20～60万円ぐらい価格が上がりますので、ご家族のお体の状態によってはこういう車がKINTOにあればいいのにと思いますけどね。
一応、来年以降にKINTOは本格的な福祉車両を検討しているようです。
まとめ
KINTOには福祉車両はターンチルト車がヤリスとアクアに設定されています。
ご自身の足で立つことが出来る方には乗り降りが格段に便利になるでしょうね。
また価格もさほど変わらないのも嬉しい。
もしご家族に足の不自由な方がおられましたら、一度KINTOのターンチルト車を検討してみてください。
