KINTOで契約し、契約期間中に引っ越したらどうなるのか?気になりますね。「KINTO 引っ越し」と検索して一番目に出てきた公式ページが「東京都・愛知県・長野県での限定サービスとなりますので・・・」みたいなトンチンカンな内容だったりするので、困惑しておられるかもしれません(あのページは「KINTO中古車」のQ&Aです)。
KINTOの契約中に全国どこへ引っ越しをしてもそのまま乗り続けることが出来ます。遠方に引っ越す場合もディーラーの引き継ぎなどもやってくれるので、あまり心配する必要はありません。
車庫証明の取得、車検証の更新やナンバープレートの交換などは基本、引き継ぎ先のディーラーがやってくれますが、3~4万円の代行手数料+実費約5,000円がかかります。手続きは自分でやることも可能ですが、結構面倒くさいので出来ればディーラーに丸投げしたいです。その辺りも詳しく解説していきたいと思います。
目次
更新の代行手数料は3~4万円
引っ越しに伴い、必ず必要なのは車検証の更新と車庫証明の取得。同じ運輸支局の管轄ならナンバープレートの交換は必要ですが、変わっちゃうとナンバープレートの交換も必要です。
赤枠のところが変わるとナンバープレートの交換が必要
更新の代行手数料としてはだいたいの目安として基本が3万円前後。ナンバープレートの交換が伴うなら4万円前後かかります。その他、警察署や運輸局に払う必要経費が合計で5,000円ほど。代行手数料に関してはディーラーによって値段が異なるので、詳しくは新しい担当ディーラーに問い合わせてみてください。
車庫証明の取得を自分で取ればちょっと安くなる
更新の代行費用が3~4万円かかりますが、車庫証明だけでも自分で取っておけば1万円ぐらい安くなる可能性が高いです。「可能性」って書いてるのは手数料と同じく、ディーラーによって扱いが変わるからであって、車庫証明取っても取らなくても、手数料は同じだよーって言われる可能性もあります。まあでも、だいたいのところで車庫証明を自分で取っておけば、更新料は安くなるでしょう。詳しくはディーラーに聞いてみてね。
ただし車庫証明の取得には2~4営業日かかります。車検証の更新には車庫証明が必要で、かつ住所変更から15日以内に更新しなさいと定められているので、やるなら早めに取得しましょう(更新しなければ最大50万円の罰金!)。
まずは各警察署のHPから申請書をダウンロードして印刷し、記入しておきましょう。分からないことがあれば警察署で教えてくれます。必要な書類もそちらに書かれていますが必要な書類は以下の通り。
車庫証明の取得に必要な書類
必要書類 | 備考 |
申請書 | 警察署に書式あり その場で記入も可 |
自認書 | 自宅駐車場の場合必要 書式は警察署にあり |
保管場所仕様承諾書 | 月極駐車場の場合必要 管理者からもらう |
保管場所の所在図・配置図 | 簡単な地図 警察署に書式あり Google Map見ながら書けばOK 月極の場合、配置図は管理者からもらえる |
運転免許証 | 警察署に持っていく |
とりあえず運転免許証、認印、月極の人は保管場所仕様承諾書を持って所轄の警察署に行けばOK。申請自体はそんなに時間はかかりません。一応、書類のダウンロードも出来るんですが、どの警察署のHPも分かりにくいので現地で聞きながら書いたほうがいいです。
車庫証明の手数料が2,000円ぐらいかかります。警察署によって値段は微妙に違いますが、だいたい2,000円ぐらい。ちなみに車庫証明の申請は代理人でも可能です。委任状も不要ですが、申請書は車の使用者が記入するルールです。
ちなみに車庫証明の取得は、ディーラーに依頼するにしても各種書類の記入は全部自分でやることになります。でもディーラーに書式は全部揃っているので、聞きながら出来るから問題ありません。ただし月極駐車場の場合、保管場所仕様承諾書は自分で駐車場の管理者にもらって来なくてはなりません。書類の記入も警察署でも教えてもらえるのでディーラーに依頼しなくても、手間は警察署に行くことだけであんまり変わらないかも。ただ車庫証明の取得は休日やってないので、申請と取得で2回、平日に時間を作らないといけませんので、やっぱディーラーに任せた方がいいかなぁ。
あと郵送で申請可能な警察署もあります(全国統一じゃない!)。自分で申請するつもりで、あまり時間が取れない方は所轄の警察署に聞いてみてください。
車検証の更新、自分でやるなら運輸局へ
車庫証明を自分で取るなら、もう一歩手間をかけてみて、車検証の更新を自分でやるのも手。特にナンバープレートの変更が伴わなければ、それほど難しくありません。車検証の更新には所轄の陸運局に行かなければなりません。必要な書類を以下に記載しますね。
車検証の更新に必要な書類など
必要書類 | 備考 |
申請書 | 運輸局のHPでダウンロード可 申請がスムーズに |
所有者の委任状 | My KINTOで申請、送られてくる |
元の車検証 | 車のダッシュボードにあり |
車庫証明書 | 警察署でもらおう |
住民票の写し | 役所やコンビニで取得 |
これらの書類を持って所轄の陸運局に行きます。申請から取得まではだいたい1時間ぐらいです。手数料は数百円程度の印紙代。ちなみに車庫証明の変更は住所変更から15日以内に行わないといけません。車庫証明の取得日数を考えたら、実質10日ほどしかないので結構タイトです。
車庫証明の取得、車検証の更新はインターネットでも出来るが・・・
実は先程から説明していた車庫証明の取得、車検証の更新はインターネットから申請でき、書類は郵送してくれます。がしかし!そのシステムがあまりにもひどい。っていうかこの記事を書いているときにはそのシステムは止まってる。あまりにもひどい内容はこちらのブログ車検証の住所変更(変更登録)をOSSでやってみたら、無間地獄だったで詳しく書かれていますので、興味ある方はご一読を。
ナンバープレートの交換はやや難易度高し
引っ越しに伴いナンバープレートの交換が必要な場合は、車検証の更新といっしょにナンバープレートの交換もしなくてはなりません。流れとしてはこうです。
ナンバープレート交換の流れ
- 運輸局で車検証の更新をする
- 運輸局内で自分でナンバープレートを外す
- 新しいナンバープレートをもらう
- 自分でナンバープレートを付ける
- 運輸局の人に封印してもらう
ナンバープレートの交換は以下の動画が分かりやすいです
まあドライバー一本で出来るからさほど問題ではなさそうです。注意点としては作業は必ず運輸局内で行わなければなりません。封印までしてもらって初めて公道を走ることが出来ます。
手続きを全部やるなら最低でも平日に2日間、時間を作らないといけません。車庫証明の申請に1日、車庫証明の受け取りと運輸局での車検証の更新とナンバープレート交換に1日。この時間+手間と代行手数料を鑑みて、自分でやるかディーラーに丸投げするか決めたいですね。
何はともあれKINTOに住所変更の申請
自分で手続をするにせよ、ディーラーに丸投げするにせよ、何はともあれまずはKINTOへの連絡をしなくてはなりません。住所の変更のKINTOへの連絡は、メンバーページのMy KINTOから行うことが可能です。まずは住所や電話番号の変更申請、そして遠方に引っ越すなど、引っ越しに伴いディーラーが変わるようならディーラーの変更申請も行いましょう。
自分で車検証の更新やナンバープレートの交換を行う場合、車の所有者であるKINTOに委任状をもらう必要があります。なので引っ越しが決まったら早めにMy KINTOで申請しておきましょう。
引っ越したらやることまとめ
KINTO契約中、引っ越して住所が変わったら、一番簡単なのは手続きをディーラーに丸投げすることです。代行手数料は3~4万円かかりますが、一番楽ちん。それでも住民票の写しと、月極の場合は保管場所仕様承諾書は自分で用意する必要があります。後の必要書類の書式はディーラーで用意してくれます。
ディーラーに丸投げするなら手続きは簡単ですが、少なくとも1日以上はディーラーに車を預ける必要があります。ただディーラーに任せるなら土日に車を持っていって、数日後に取りに行くということが可能で、わざわざ休みを取る必要は無くなりますね。自分でやるなら、最低でも平日に2日間は時間を取らなくてはなりませんし、運輸局に行く日は1日仕事になりそうです。それでも代行手数料の3~4万は浮きます。
オススメとしては自分で手続きするなら全部自分でやる、時間が取れないなら全部丸投げする、という形がいいかなと思います。
「KINTOもいいかも?」と思ってるあなたへ
もしあなたが、KINTOに興味があって、
KINTOもいいかも?と思われているなら、
ひとつだけ注意事項があります
KINTOは車が無くなりがち
前に見たときにあった車が、
しばらくしたら無くなってることが、
多々あるんです
逆に以前無かった車が登場したり、
一旦無くなった車が復活したり
結構KINTOはラインナップを入れ替えてきます
なのでもし、KINTOが気になっていて、
欲しい車があるなら・・・
ぜひお早めに
今、あなたの欲しい車はあるかな?
確認だけでもしてみよう