アルファード、最低価格が500万円を超えるこの車。立派な高級車だと思うのですが、世の中にはアルファードは高級車と認めない!という方々が結構おられます。そこでこのページではアルファードが高級車なのかどうか、検証してみたいと思います。
目次
クラウンと比較してみよう
日本で高級車といえばクラウンではないでしょうか。さすがにクラウンが高級車ではないという方はいないでしょう。
アルファード | クラウン | |
価格帯 | 540~872万円 | 435~640万円 |
カテゴリ | ミニバン | SUV |
シート素材 | 本皮 or 合成皮革 | 本皮 or 合成皮革+ファブリック |
価格帯はアルファードのほうが上ですね。最高値を比べると200万円以上の差があります。カテゴリとしてはアルファードがミニバンなのに対し、クラウンはSUVです。高級車はセダンしか認めないとおっしゃる方もおられますが、その意見ならクラウンはすでに高級車ではありません。シートの素材はアルファードが本皮or合成皮革、クラウンは本皮or合成皮革+ファブリックと同じ感じ。
つまりアルファードはクラウンとほぼ同じか、上質な位にあると思われます。つまり高級車と言えます。
乗って分かる、ラグジュアリー感
アルファードの後部座席に乗ると本当にラグジュアリー感があります。座席はボックスになってて、大きな肘掛けが付いてる。セダンの高級車は一部を除き、ベンチシートが基本なのでアルファードの方が座席との一体感があります。フットレストもあり、リクライニングも深くまで倒せるので、セダンの高級車よりくつろげます。
天井も高いので圧迫感が無いし、乗降はしやすいし、後部座席は本当に快適です。もし乗ったことが無かったら、UBERやタクシーでアルファード使ってるところも多いので、試しに乗ってみてください。やみつきになります。
そもそも価格が高い
先程もお伝えしましたが、アルファードは最低価格が500万円を超え、最上級は900万円に迫ります。500万円を超える車なら、高級車って言っていいのではないでしょうか。
高級車ではないと言われるのはミニバンのイメージか?
アルファードが高級車ではないと言われる根拠のひとつとして、ミニバンであるからと言うのがあります。「ミニバンなのに高級車ってありえない」「高級ミニバンというのは高級ファミリーレストランと同意」という意見も見られます。
でもね、よく考えてみてください。SUVって昔は高級車としては見なされなかった時代があります。ランクルにせよパジェロにせよ、とにかくアウトドアに行くための車って見なされていました。
今やクラウンはSUVになってるし、ハリアー、レクサスRX、メルセデスやBMWも高級SUVを出しています。レンジローバーは言わずもがな。センチュリーもSUVのような形になる現在です。高級車=セダンという時代はとっくに終わっています。ミニバンも高級車として認知されるのは時代の流れとして当然のことかと思います。
レクサスでも高級ミニバンが
2023年秋に発売されるレクサスLMはアルファードをベースにした車です。
あえて3列目をなくし、4人乗りにした贅沢なコンセプト。フルフラットになるらしいです。
モニターもデカいのが付いてかなり快適性が高い。
何がいいたいのかというと、このレクサスLMは紛れもなく高級車だと思うんですよね。レクサス自体が高級車ブランドだし、LMは2000万円ほどになると言われています。ってことはミニバンは高級車ではないというロジックは通用しないと思うわけです。ミニバンでもしっかり高級車。ってことはアルファードも高級車ってことで良いのではないでしょうか。
ただの高額車という批判
アルファードは高級車ではないという方々の中には以下のような批判をする人がおられます。
「アルファードは高級車ではなく、値段が高いだけのただの高額車だ」
足回りも良くない、静粛性もさほど、内装も実はしょぼいという批判ですが・・・
少なくとも新型アルファードはそんなことはない。
確かに初代、2代目はそうだったかもしれません。でも新型、いや先代の3代目から、静粛性や足回りはかなり向上して高級車としての存在感を発揮しています。
確かに3代目でも低いグレードのアルファードは、2列目にベンチシートのものがあったりシートがしょぼかったりするんですが、上級グレードのエグゼクティブラウンジはボックスシートで2列目の快適性はかなり上質です。
ちなみに現行のアルファードは下位のZグレードでもボックスシートで、先代のエグゼクティブラウンジと同等の快適性です。
自分で運転するとなったら・・・
高級車に求めるものは人それぞれ。特に自分で運転されるオーナードライバーにとっては、アルファードは楽しみが少ないのかもしれません。走りが良くなったとはいえ、そこはミニバンです。車も重いし、足回りもセダンとは比べられません。自分で運転して運転する楽しみを求めるなら、セダンタイプがおすすめかもしれません。
ショーファーカーとしてのアルファード
アルファードが高級車であるといえる理由として最後。現在、アルファードはショーファーカー、つまりお抱え運転手がいる人達が乗る車として多く購入されているのです。おかげでアルファードは法人契約がすごく多いそうです。
トヨタの豊田章男会長は専務時代の2004年からアルファードに乗ってるのは結構有名な話。「広い車内でゆったり仕事ができる。会議の合間にくつろげる。必要ならば着替えだってできる。」とのことです。
日本で一番大きな会社の会長がアルファードを選んでいるわけです。まあ自社製品なんですけどね。
というわけで、当サイトではこう結論づけたいと思います
アルファードは立派に高級車だ!
KINTOならアルファードは月額50,490円から
アルファードに乗る場合の一番のネックは価格でしょう。ですが、トヨタのサブスクKINTOなら月額50,490円から乗ることが出来ます。23年10月現在、残念ながらエグゼクティブラウンジの設定はありませんが、復活することもあるので気になる方はぜひKINTO公式サイトをチェックしてみてください。
まとめ
以上まとめますと・・・
- アルファードはクラウンと比べても遜色なし
- 乗って分かる2列目のラグジュアリー感
- そもそも値段が高いよね
- お抱え運転手がいる社長が乗る車
- ミニバンであること、前モデルまでショボいグレードがあったので高級車として見なされなかった
- ということでアルファードは高級車だ!
以上になります
参考になれば幸いです
動画で解説