ニコノリは他のカーリースに比べて値段が安いことで知られています。
ニコノリ自身も「カーリース業界 最安値宣言」をしており、実際に他社と比べても安いことが確認できます。
でもなんでニコノリは安く出来ているんでしょうか?
ニコノリの安さの理由
- 大量の車を調達してる
- 価格を抑えるノウハウ
- 150社のカーディーラーと提携
ニコノリを運営する株式会社MICはニコニコレンタカーという、全国展開しているレンタカー会社も運営しています。
レンタカーでもカーリースでも車が必要なので、大量に車を仕入れます。
さらに車の調達先のカーディーラーと150社以上と提携していて相見積もりを取れるので、最大限の値引きで車が買える。
大量仕入れと相見積もりで車を安く仕入れられ、価格も抑えられるんです。
またカーリースやレンタカーだけじゃなく、車検事業、板金事業、中古車販売店なども運営していて、これらのシナジー効果で利益を出すノウハウを確立しています。
これらの理由から、ニコノリは安く出来ているんです。
ニコノリはカーリース業界で最安値宣言をしています。
つまり安さには自信を持っています。
カーリース会社はオリックスやコスモなど、大手も参入していますが、大手だから安心だーなんて言うのは契約するときだけです。
車はどこで契約しても同じ車ですし、契約中にやっぱ安いニコノリにしておけば良かった!と後悔するかもしれません。
まずは月額料金を確認!
※この記事ではニコノリが安い3つの理由に、さらに2つの独自の理由を考察しています。
目次
ニコノリが安い3つの理由
ニコノリが公式サイトで公言している安さの理由はこの3つです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんので、以下に分かりやすく解説してみます。
大量の車を調達してる
上の図の1番です。
ニコノリは全国展開しているレンタカーサービスの、ニコニコレンタカーと同じ会社です。
もともとニコニコレンタカーで車を大量に買っています。さらにニコノリでも車を買います。
たくさん車を買うから安くもしてもらえるし、大量購入するから在庫車があって、短納期で乗れる車も多数持っています。
売れなくてもレンタカーに回せばいいんだから、リスクはありません。
つまり車の調達費が安く抑えられるので、ニコノリの価格を抑えることが出来るということです。
価格を抑えるノウハウ
上の図の2番。
ニコノリを運営している株式会社MICは1986年に設立し、それ以来ずっと車に携わった事業を展開しています。
今も車関係の事業を多数展開しています。
株式会社MICのサービス展開
サービス名 | サービス内容 |
ニコノリ | カーリース |
ニコニコレンタカー | レンタカー |
ニコニコ車検 | 車検事業 |
ニコニコ板金 | 板金事業 |
ニコリース | 一ヶ月単位のカーリース |
ニコモ湘南 | 中古車販売店 |
日本廃車センター | 車買取 |
これら多数の車関連の事業を展開しています。
そして各事業のシナジー効果で、利益を出すことが出来るんです。
例えばニコノリで返却された車をニコニコレンタカーやニコリースに回せますし、ニコモ湘南で販売することも出来ます。
またニコノリのユーザーが事故を起こせばニコニコ板金を紹介でき、車検はニコニコ車検で担うことが出来るというわけです。
他のライバル会社はこれほどのネットワークは持ってません。
このことがニコノリの強みになっているんです。
150社のカーディーラーと提携
上の図の3番です。
ニコノリは車を多数買ってはいるものの、直接メーカーからは買えません。
普通に国産メーカーの系列ディーラーで購入しています。
その購入先のディーラーは、全国150以上あって、そこで車を買っています。
ディーラーにとって、ニコノリとニコニコレンタカーは大量に車を購入する上客です。
しかも同じメーカーでも複数のディーラーで相見積もりを取れるので最大限の値引きを受けることが出来ます。
さらに納期も短くしてくれます。
というわけで、ニコノリは大量に車を購入することで安く車を仕入れています。
また同じ会社で行っている別事業とのシナジー効果で利益を出しています。
なので価格を抑えても、ちゃんと利益が出る構造になっていて、安く抑えられているんですね。
怪しいことやってるから、安いってわけではありません。
なのでニコノリを検討している方は、安心していただいて大丈夫!
まずは月額料金を確認!
ニコノリが安い理由をさらに2つ考察
ニコノリが価格が安い理由は先ほどお伝えした3つがあります。
これ以外にカーリース専門家である筆者が考察した、ニコノリが安い理由を2つ紹介します。
安さを武器にしている
カーリース業界って実は、結構な大手が取り組んでいるところが多いんですね。
ライバル会社にはオリックスカーリース、コスモMyカーリース、SOMPOで乗ーる(損保ジャパンとDeNAの合弁企業)、KINTO(トヨタグループ)など。
どのライバルも母体は日本を代表するような大企業です。
これらの企業はやっぱりネームバリューがあります。
多少高くても、その名前だけでお客さんがやってきます。
ニコノリはニコニコレンタカーがあるとは言え、まだまだ一般的な認知度は低いです。
なので、ニコノリは安さを武器に戦っています。
もちろんそのため利益が圧迫されるでしょうけど・・・
でも安いことを武器にすることで宣伝費が削減でき、利用者も増えます。
これでも十分利益が出るんですね。
ライバル会社は確かに大手で安心ですが、車は同じです。
大手のプリウスとニコノリのプリウスは全く同じ車です。
安いけど同じ車。サービス内容も変わりません。
利用者にとってニコノリにしない理由は少ないのかも。
オイル交換を無料にしている
ニコノリでは6ヶ月に一度のオイル交換を無料で受けられます。
これは利用者にとってもありがたいのですが、車をいい状態に保つことに一役買っているわけです。
まったくオイル交換しない車だと、返却時の価値は下がってしまいます。
ですが定期的にオイル交換をしていれば、返却時も車の状態が保たれます。
返却時の車の価値が上がれば、それだけニコノリにとっては利益になります。
なので価格を抑えることが出来るというわけです。
ホントにニコノリ安いの?他社との比較
ニコノリが本当に安いかどうか確認するため、他社との比較を行いました。
ここでは代表して、コスモMyカーリースとオリックスカーリースとの比較をしてみます。
スズキ ハスラー
まずはスズキハスラーで。
グレードはHYBRID G。それぞれ要返却の5年契約です。
スズキハスラーの月額料金と支払総額
月額料金 | 支払総額 | |
ニコノリ | 23,182円 | 139万円 |
コスモ Myカーリース |
26,400円 | 158万円 |
オリックス カーリース |
32,230円 | 193万円 |
※支払総額は千円以下は四捨五入。それぞれボーナス払いなし。
やはり最安値はニコノリです。
コスモMyカーリースも結構肉薄していますが、実は車検やオイル交換は付いてない値段です。
オリックスカーリースは高いねぇ・・・
トヨタ プリウス
次にトヨタプリウスで比較です。
グレードはG。こちらも5年契約。
トヨタプリウスの月額料金と支払総額
月額料金 | 支払総額 | |
ニコノリ | 46,542円 | 279万円 |
コスモ Myカーリース |
55,440円 | 333万円 |
オリックス カーリース |
67,980円 | 408万円 |
※支払総額は千円以下は四捨五入。それぞれボーナス払いなし。
やはり最安値はニコノリ。
そしてハスラーよりかなり差がつきました。
ニコノリとオリックスカーリースで、支払総額は約130万円の差があります。
これはかなり大きいですね。
付帯内容も違う
上に挙げた価格で何が付いているかの比較です。
カーリースなので一般的な費用は含まれていますが、会社によって結構違います。
各カーリースの付帯内容
自動車税 | 車検 | オイル交換 | |
ニコノリ | ◯ | ◯ | ◯ |
コスモ Myカーリース |
◯ | ☓ | ☓ |
オリックス カーリース |
◯ | ◯ | ◯ |
自動車税はすべてのカーリースに付いています。
なんと、コスモMyカーリースは車検、オイル交換は付いていません。
車検時に支払う重量税や自賠責保険も自分で払う必要があります。
追加料金を払うと、車検も付いてるパックもありますが、さらに月額料金が上がります。
オリックスカーリースは高いだけあって、フルで付いていますが、ニコノリも同じなので・・・
まとめ
ニコノリの安さの理由は以下の3つです。
ニコノリの安さの理由
- 大量の車を調達してる
- 価格を抑えるノウハウ
- 150社のカーディーラーと提携
さらに当サイト独自で考察した安さの理由は・・・
- 安さを武器にしている
- オイル交換を無料にしている
実際に大手のカーリースより、ニコノリはかなり安いです。
安いからと言って、怪しいとかサービス内容が悪いとかではなく、ちゃんとした理由に基づいた安さです。
なのでニコノリを検討されているのであれば、心配なく安心して前向きに検討してみてください。
オプションなどを含む、正確な価格は仮審査を受けた後の見積もり段階で提示されます。
仮審査の段階では、キャンセルも可能なので、まずは仮審査を受けてみてください。
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