
あまりお金はかけたくないが、スポーツタイヤが欲しい!そんなときナンカンのタイヤはかなりいい選択肢。
そこで選択肢に上がるのがNS-2とNS-2R。
同じスポーツ系タイヤのラインナップに属していますが、街乗りならどっちがオススメでしょうか?
街乗りメインならNS-2
絶対的なグリップ力ではNS-2Rに軍配が上がります。
ですが耐久性、静粛性、燃費性能などはNS-2が上。
サーキットで走ることがあるならNS-2Rも選択肢に入るけど、そうじゃなければNS-2がオススメ。
NS-2Rは結構ガチのスポーツ向けなんです。
名前は似てるけど、まったく別物のタイヤと考えていただければいいと思います。
NS-2の公式情報はこちらから
サーキットユースも考えてるならこちらも参考に
目次
NS-2とNS-2Rの違い
ナンカンには4種類のスポーツタイヤがありますが、NS-2はその中でも街乗りユースに重点を置いています。
NS-2は結構スポーティーだけど街乗りでも行けるよ!って感じです。
他の3種類は主にサーキットユースで考えられているので、街乗りは結構厳しい。

NS-2Rは、他の3種類と同様、街乗りタイヤとしてはノイズが大きめ。
快適性を犠牲にしてでも峠のタイムを削りたい!サーキットでも走るからハイグリップがいい!って場合はNS-2Rをオススメします。
でもNS-2でもちょっと峠を攻める程度であれば、十分なグリップ力を発揮してくれます。
「別に走り屋じゃない」「サーキットには行かない」「でもグリップがあるタイヤがいい」っていう場合はNS-2が最適解だと思います。
「非常に静かで乗り心地もOK」とのユーザーレビューもあり
NS-2とNS-2Rの価格の違いは?
NS-2とNS-2Rの価格の違いはどうなんでしょう?
オートウェイ
での販売価格を、同じサイズで比べてみましょう。
NS-2とNS-2Rの価格の比較
| タイヤサイズ | NS-2 | NS-2R |
|---|---|---|
| 15インチ 195/50R/15 |
7,500円 | 8,680円 |
| 16インチ 205/45R/16 |
8,330円 | 10,290円 |
| 17インチ 225/45R/17 |
9,150円 | 10,940円 |
| 18インチ 225/45R/18 |
10,600円 | 12,610円 |
以上の表のように、だいたい15~20%ぐらいNS-2Rが高いイメージですね。
ハイグリップタイヤは高くなる宿命です。
他のサイズも価格をチェック
耐久性は?NS-2の優れているところ
街乗りでNS-2がオススメって言っても、やっぱり耐久性なども気になります。
ここではNS-2がNS-2Rより優れているポイントをいくつか紹介します。
耐久性:NS-2は一般タイヤレベル

NS-2とNS-2Rを比較すると、やはりNS-2の方が耐久性は上。
NS-2 → 30,000kmが目安
NS-2R → 15.000km程度
どちらも街乗り想定です。
NS-2は30,000kmは走れるという評価で、普通のタイヤと同じレベル。
もちろん峠走行が増えると減りは早くなりますが、それでもかなり耐久性は高いです。
一方、NS-2Rは公道利用がメインであれば約15,000~20,000km程度。サーキット走行を頻繁に行う場合はは5,000~10,000kmとなり、耐久性は高いとは言えません。
耐久性とグリップを兼ね備えたタイヤです
ドレスアップ:NS-2が個人的には好み
せっかくのスポーツタイヤ、履いてかっこいい方が良い。
そこでドレスアップにはどちらがいいか見てみましょう。

どちらのタイヤもかっこいいんですけど個人的にはNS-2のトレッドが好み。
国産でもここまで洗練されたデザインのトレッドパターンは珍しい。
まあかっこよさは感性なので、個人的な意見ですが。
NS-2Rもサーキットで使うタイヤっぽくてかっこいいですけどね。
というわけで、ドレスアップするならNS-2がオススメです。
かっこいいだけじゃない!NS-2の溝の意味は?
静粛性と乗り心地

NS-2は比較的、実用にも耐えうる設計になっています。
一方、はっきり言ってNS-2Rは尖っています。グリップ性能を追求したため、快適性が犠牲になっています。
NS-2 → 適度な静粛性、街乗りメインでなら十分
NS-2R → 快適性は考えてない
静粛性は圧倒的にNS-2が上
100km/hを超えると高周波ノイズが大きくなってきて、コンフォートタイヤと比べると、静かなタイヤとは言い難い。
ですが街乗り系スポーツタイヤの部類ではかなり静かなタイヤと言えます。
一方、NS-2Rは乗り心地や静粛性は全くないレベル。そもそも重視していない。
ロードノイズが非常に大きく、特にスピード80km/hくらいから一気に大きくなるという指摘があります。
とは言えハイグリップタイヤの中では普通の部類です。
「クラウン200系ロイヤルにはかせました。非常に静かで乗り心地もOKです。」という声もあり。
結論:こんな人はNS-2
というわけで、主にNS-2の解説をしてきましたが、NS-2を選ぶべき人はこんな人です。
街乗り中心、たまに峠、ドレスアップも気になる。
スポーツタイヤのグリップ力を求めるけど、街乗り中心だし、ロードノイズが大きいのは嫌だ!って人にはNS-2が最適解。
たまに峠を攻めても十分なグリップ力を発揮してくれます。
見た目もかっこいいし、コスパもいい。
クラウンや輸入車のユーザーも多く、信頼されているタイヤです。
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NS-2Rを褒めよう
さて、NS-2をさんざんオススメしてきましたが、NS-2Rが悪いわけではありません。
街乗りならNS-2ってだけで、スポーツタイヤとしての性能はNS-2Rが上です。
ナンカンには4種類のスポーツタイヤがありますが、その中でもサーキットユースにも耐えうるのがNS-2R。

最高峰はCR-S 。その後、AR-1
、NS-2Rと続きます。
一応、NS-2はそれらの下位のスポーツタイヤという位置づけですが、実はサーキットも走れるスポーツタイヤからはちょっと蚊帳の外感があります。
オートウェイ公式のスポーツタイヤ特集
でも、ナンカンからはCR-S、AR-1、NS-2Rがエントリーしていますが、NS-2は入っていません。
つまりサーキット走るならNS-2Rってことなんです。
グリップ力は?NS-2Rの優れているところ
ここではNS-2Rの優れているところを解説してきます。
グリップ力の違い(ドライ性能)

やっぱりグリップ力なら断然NS-2R。
NS-2Rはサーキットでも真価を発揮し、国産タイヤと比べても遜色ないタイムを叩き出します。
一方のNS-2はサーキットでは厳し目。
NS-2 → 街乗り系スポーツタイヤとしては高いグリップ力
NS-2R → サーキットでも十分なグリップ力
やはりグリップ力ではNS-2Rが一枚も二枚も上。
国産ハイグリップタイヤ(ダンロップDIREZZAやヨコハマNEOVAなど)に近い性能、あるいは遜色ないレベルの実力を持つとの評価が多いです。
セミスリックタイヤ並みのグリップ力があると評価するユーザーも。さらにはコンパウンドが温まりやすく、1~2周で本領を発揮します。
一方、NS-2はサーキットでは国産グリップタイヤより1秒ほど落ちると評価され、「絶対的グリップは感じられない」という意見もあります。
またハイパワー車で急加速すると簡単にスピンモードに入るので、その弱点を活かしてドリフト練習用として選ばれることはありますが、やっぱりNS-2Rがグリップ力が勝ります。
鈴鹿ツインのGコースやHSR九州サーキットで走ったとのレビューあり
ウェット性能

ウェット性能にも差があります。ただし使用用途によって、判断をするといいかもしれません。
NS-2 → 街乗りレベルでは良好
NS-2R → 国産ハイグリップ並みのウェット性能
ウェット性能もNS-2Rが一歩上
ベビーウェットの高速道路などでもハイドロプレーニングを起こすことなく走り抜けることができると評価されています。
設計はトーヨー・プロクセスやヨコハマ・ネオバを対象として研究した印象があり「アジアンタイヤの常識を覆すウェットグリップ」と評されます。
サーキットや峠で急に雨が降ってきても安心です。
一方、NS-2も悪くない評価。街乗りレベルでは十分です。
ただし、サーキットのウェット路面ではあまり評価が高くありません。国産のエコタイヤレベルとか言われています。
排水効率とウェットでの操作性は「三本の主溝」
結論:こんな人はNS-2R
というわけで、NS-2Rの解説をしてきましたが、NS-2Rを選ぶべき人はこんな人です。
頻繁に峠、たまにサーキット。
ガチガチのスポーツ仕様で、絶対的なドライグリップを発揮してくれます。
国産ハイグリップに匹敵する高性能、だけど半額程度で買える。
ただし街乗りの快適性は無視だけど、それは国産ハイグリップも同じ。
高額になりがちなスポーツタイヤですが、NS-2Rなら国産の半額程度で楽しめます。
ガンガン攻めてタイヤをすり減らしても、おサイフに優しいタイヤです。
国産の半額!?価格をチェック!
NS-2とNS-2Rの全体的なタイヤの相関図
NS-2とNS-2Rを含めた、ナンカンの他のタイヤとの相関図を見てみましょう。

この図から分かる通り、走りもある程度楽しみたいけど、最低限の快適性を保ちたいならNS-2。
サーキットでも使いたいけど、少しは快適性も保ちたいならNS-2R。
つまり
街乗りメイン、たまに峠で走る → NS-2
頻繁に峠、サーキットでも使う → NS-2R
という選び方がいいのかなーって思います。
街乗りしかしないならコンフォートやプレミアム、サーキット専用ならCR-Sなどガチスポーツタイヤを選ぶほうがいいかもしれません。
NS-2とNS-2Rの性能比較
ここではより詳しく、NS-2とNS-2Rの性能と構造の違いを見てみましょう。
まずはざっくりレーダーチャートで確認。

表で解説するならこんな感じ。
| NS-2 | NS-2R | |
| グリップ力 | ◯ | ◎ |
| ウェット性能 | ◯ | ◎ |
| 快適性 | ◯ | ☓ |
| 耐久性 | ◯ | △ |
| ドレスアップ | ◎ | ◯ |
先ほどから何度も言ってますが・・・
攻めるならNS-2R、快適性を求めるならNS-2って感じです。
昭和のおっさん的に言うなら「静粛性?快適性?スポーツタイヤににそんなのいらねーよ!」ってことでNS-2Rを選択するのもありかもしれませんが、やっぱ普段乗りも大事ですもんね。
おまけ:NS-2Rはコンパウンドが選択可能
NS-2Rは、2種類のコンパウンドが用意されています。
- TREADWEAR 120
- TREADWEAR 80
と呼ばれるものですが、基本的にはTREADWEAR 120(TW120)が基本ラインナップ。
TW80の方は一部のタイヤで選択できる感じ。
んで、何が違うかって言うと、TW80はコンパウンドが柔らかく、さらに尖ってる感じ。
TW120よりグリップ力が高く、タイムアタックに使えば良いタイムが出る。
ただし静粛性は最悪レベル。耐久性も5,000km以下。
ってことですね。
サイズがあって、サーキットでタイヤを履き替えるなら、TW80を選択するのもあり。
おまけ2:公式の評価項目は鵜呑みにしない
重ねてになりますが、NS-2などナンカンタイヤは日本ではオートウェイの独占販売です。
なので日本ではオートウェイが公式になるんですが、それぞれのタイヤには、先ほどから紹介している特設ページがあります。
ここに出てる評価のチャートはあまり鵜呑みにしないほうがいいです。
例えばNS-2R

これ見ると静粛性は7になってるけど、そんなわけねーじゃん!って思う。
もしかしたら、他のハイグリップタイヤと比べて?ってことかもしれません。
参考程度で見ておくほうがいいでしょう。
正当な評価は各タイヤのカスタマーレビューを参考にしてください。
マイナス評価もそのまま載せてるので、そこそこ信憑性が高いと思います。
Q&A:NS-2とNS-2Rの違いよくある質問
Q:NS-2とNS-2Rの一番大きな違いは?
A:用途そのものが違います。NS-2は街乗り+軽めのスポーツ、NS-2Rはスポーツ走行・サーキット特化。名前は似ていても、実質まったく別物です。
Q:街乗りで使いやすいのはどっち?
A:NS-2です。静粛性・乗り心地・寿命のバランスが良く、公道メインならこちら一択。
Q:グリップ力が高いのは?
A:圧倒的にNS-2R。国産ハイグリップ(ネオバ・DIREZZA Z3級)に肉薄。サーキットでは国産より速いという声もあるほど。
Q:ウェット性能に差はある?
A:NS-2は街乗りレベルなら問題なし。サーキットのウェットは弱い。NS-2Rは国産ハイグリップ並と驚かれるレベル。ただし溝が減ると一気に弱くなる点は注意。
Q:静粛性はどっちが上?
A:圧倒的にNS-2。NS-2Rは80km/h付近からロードノイズが一気に増え、騒音レベルの音が出る。でもそれがいいって意見も。
Q:耐久性・寿命はどちらが長い?
A:NS-2は街乗りで約30,000km前後。普通のタイヤと同等。NS-2Rは公道メイン → 15,000~20,000km、スポーツ多め → 5,000~10,000km。TW80はさらに短命。
Q:NS-2はサーキットでも使える?
A:走れるけどNS-2Rほど良くはない。限界は低めで、NS-2Rより1秒以上遅いという声が多いです。
Q:NS-2Rは通勤に使ってもOK?
A:使えなくはないが快適性ゼロ。「うるさい・硬い・減る」を許容できるなら可能。
さらに詳しい情報、サイズ表などは
NS-2とNS-2Rの違いまとめ
同じナンカンタイヤで名前も似ているNS-2とNS-2Rですが、まったく別のタイヤかと思うほど性格は違います。
NS-2は街乗りがメインで、ドレスアップやたまにスポーティーな走りをしたい人向け。
NS-2Rは峠もしくはサーキット特化型。快適性は捨てています。
どちらも共通して言えるのが、国産の同レベルタイヤに比べれば、圧倒的に安いってことです。
その反面、性能は国産と同等レベル。
用途から言って、多くの人がNS-2を選ぶようにも思えますが、むしろ履き替えが頻繁なサーキットユーザーなどからNS-2Rは圧倒的な支持を得ていますね。
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