ナンカンNS-2Rを買う時、ちょっと心配なのが「安くてハイグリップだけど、すぐ減っちゃうの?」ってことですよね。

アジアンタイヤのスポーツタイヤって、消しゴムみたいに減るイメージがあるかもしれません。

 

結論から言うと・・・

ダンロップ DIREZZA Z3よりちょっと短い程度

という認識で大丈夫だと思います。

 

とは言えNS-2Rの「熱入れが早い」という特性上、走り方によってはDIREZZA Z3をタイムで凌駕する場合もあります。

このページでは、NS-2Rのユーザーレビュー153件を全て読み込み、実際のユーザーのNS-2Rの寿命がどのくらいなのか、詳しく解説していきます。

 

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ナンカンNS-2Rの寿命はどれくらい?

まずは、実際にNS-2Rを履き潰したユーザーたちのリアルな声を見ていきましょう。

153件のNS-2Rのカスタマーレビューから寿命について言及のあるレビューを集めて集計しました。

 

NS-2Rの寿命(走行距離編)

まずはどのくらいの走行距離で寿命が来るのか、集計してみました。153件中、距離に言及のあったレビューは12件ありました。

 

NS-2Rの寿命(走行距離)

走行距離 人数 実際の声と傾向
5,000km以下 5人 「リアタイヤ交換サイクル 2,550km」「普通に乗っても5,000km交換」「5,000kmでスリップサインまで0.5mm」「フロントは5,000kmで5分山に」などの声。
サーキットでの使用、激しいスポーツ走行、FRハイパワー車に使用したケース。
8,000km〜1万km程度 2人 「フロントは8,000kmで溝が消えました」「よほど激しい走りをしない限り1万km弱は持ちます」などの声。
峠道やミニサーキットを楽しむユーザーが一つの目安として感じている距離。
1.3万〜2万km程度 4人 「リアは13,000km、フロントは約2万kmのライフ」「ワイヤー出るまで15,000km」「1年半で16,600kmで買い替え時期」「2万キロ程もちました(キャンバー内減り)」などの声。
NS-2Rとしてはかなり長持ちしている層。街乗りメインでたまにスポーツ走行をする程度。
5万km以上 1人 「約3年間で5万キロ走りました。まだ溝は十分にありましたがロードノイズが煩くなったため交換しました」
NS-2Rとしては極めて稀な長寿命ケース。

 

5,000km以下と1万km台って人がボリュームゾーン。ゴリゴリにサーキットで走る人は5,000km以下って人、街乗りメインで1万km台って人が多いようです。

サンプル数が少なくて申し訳ないですが、それでも参考にはなるかもしれません。

ソースはこちら

 

NS-2Rの寿命(年数編)

ではもう一つ、NS-2Rの耐用年数について見てみましょう。

こちらも153件中、年数に言及のあったレビューは15件から集計。

 

NS-2Rの寿命(走行距離)

走行距離 人数 実際の声と傾向
1年未満 3人 「多い時では年4回替える(約3ヶ月)」「最短2ヶ月で片減りしてフロント交換した」「ジムカーナ練習用で半年ほど使えた」の声。
サーキットやドリフトで極限まで酷使するケース。
1年〜2年 8人 「約1年使用、ワイヤー出るまで15,000km」「月1のスポーツ走行で約1年持った」「だいたい1年で坊主」「年間3万キロ走るので年1度の交換」「前回交換から1年半、2万km持った」「1.5年程でトレッド面に亀裂が入った」などの声。
NS-2Rユーザーで最も多い層。スポーツ走行と街乗りを併用の目安。
2年〜3年 3人 「約2年持ちました」「280馬力の車に履いたら2シーズンくらいで交換」「トレッドの経年劣化が早く3シーズンは使えない」の声。
ここまで履ければ満足かも。
3年以上 1人 「ほぼ100%サーキット走行。今年で3年目ですが5分山といったところ。少々硬化が激しいが価格から考えれば妥当」
街乗りはせずサーキットだけのケース。

 

タイヤの寿命は走行距離が大きく依存するので参考程度に。

ただ3年以上乗ったユーザーは硬化が激しいといいつつも、少なくとも3年は乗れてる感じです。

ソースはこちら

 

走行スタイルによる寿命予測

以上の結果を踏まえて乗り方による寿命はどのくらいか見てみましょう。

 

走行スタイルによる寿命予測

走行スタイル 寿命予測 特徴・傾向
街乗り中心 15,000~20,000km
1年半~2年程度
街乗り中心なら普通のタイヤの半分程度の寿命。
スポーツ走行あり 10,000~15,000km
約1年
街乗りに加えて峠をよく攻める人。年間15,000km程度走る場合は1年持たないかも。
サーキット走行メイン 5,000~10,000km
頻度による
サーキット走行を頻繁に行うユーザーからは「3~4回の走行会で限界」との声も。
ネガキャン(参考) 5,000km以下
数ヶ月
キャンバー角を強めにつけている場合など、内減りによって2ヶ月程度で交換も。

 

当たり前と言えば当たり前なんですが、激しく乗ると寿命は短くなりますね。

僕としてはサーキットには行かないので、街乗り+週一峠ぐらいの感覚。なので10,000kmを目安に交換を考えています。

 

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ダンロップ DIREZZA Z3と寿命の比較

ナンカンNS-2Rと比較対象になる国産タイヤは、ダンロップ DIREZZA Z3かなと思いました。

サーキットでは練習用、公道ではほぼ最速ってところはNS-2Rと立ち位置が似てるかもしれません。

 

さてダンロップ DIREZZA Z3とNS-2Rは寿命はどのくらいなのでしょう?

 

街乗りのケースでの寿命

タイヤ 寿命
DIREZZA Z3 20,000km〜
NS-2R 15,000km〜20,000km

街乗りメインであれば、どちらもハイグリップタイヤとしては標準的な距離を走れます。

 

DIREZZA Z3は国産ハイグリップタイヤの中でトップクラスの耐摩耗性を誇ります。

ユーザーからも「少し荒めの運転で15,000km前後、普通の運転では20,000kmオーバーは問題ない」「サーキット走行を含めても9,000kmほど持った」といった報告があり、非常に長持ちするタイヤとして評価されています。

 

一方、NS-2RはDIREZZA Z3よりは耐摩耗性は劣ります。

街乗り中心で丁寧に乗ればZ3に近い距離を持たせることも可能ですが、サーキットやスポーツ走行で強い負荷をかけると消しゴムのように減りが早くなり、数千キロで寿命を迎えることも珍しくありません。

 

グリップ力はどうなの?

さて国産のDIREZZA Z3とアジアンのNS-2R、グリップ力はどうなんでしょうか?

そりゃ国産の勝ちでしょ?と言いたいところですが、そうも一概には言えない感じです。

 

タイヤの特徴

比較項目 DIREZZA Z3 NS-2R
熱入れの早さ 早い。2~3周でピーク。 非常に早い。1~2周でペタペタに。
一発のタイム出し 安定して速い 爆発力あり。国産を超えるケースも。
連続周回時の熱ダレ しにくい。タレが少なく安定 しやすい。ピークを過ぎると急激にタレる
美味しい期間 長く使える 数回の熱入れで低下
向いている走行スタイル 一日中走り込んで練習したい、安定してアタックしたい人向け 限られた周回で「一発のベストタイム」を狙う人向け

 

DIREZZA Z3は耐摩耗性が高いこともありますが、安定して高い性能を発揮できます。

熱入れが早い割には熱ダレもしにくく、長く使えるタイヤです。

 

一方、NS-2Rは熱入れは非常に早いものの、熱ダレがしやすく、旬が短い傾向にあります。

ただピークは国産を凌駕するとも言われており、一発のベストタイムを狙うならNS-2Rが向いていると思います。

 

値段の違いは?

最後に価格の違いを見てみましょう。

同じオートウェイで販売されている同サイズのタイヤを比較してみます。

 

価格の比較(税込み、1本あたり)

サイズ DIREZZA Z3 NS-2R
15インチ
165/55R/15
14,240円 7,090円
16インチ
195/45R/16
21,250円 9,990円
17インチ
225/45R/17
24,950円 10,940円
18インチ
245/40R/18
32,070円 13,790円

 

ということで・・・

NS-2RはDIREZZA Z3の半額以下

ということになりますね。

 

つまりこの2本で比べるなら

DIREZZA Z3で長く安定して走るか、NS-2Rで短めのサイクルで履き替え爆発力にかけるか

という感じですかね。

 

個人的には早いサイクルでNS-2Rを履き替えるのがオススメですかね。

なんせ2倍の価格差がありますが、摩耗性は2倍ってことはありませんので、コスパ的にはNS-2Rがおすすめです。

 

ナンカン NS-2R

ダンロップ DIREZZA Z3

 

まとめ

寿命の長さやトータルの安定感を求めるなら、高くてもDIREZZA Z3を買うのが正解です。

ですが「タイヤ代を気にせずガンガン走り込んで腕を磨きたい!」という方には、NS-2Rは最強の選択肢になります。

 

何と言っても半額ですから、DIREZZA Z3を4本用意する値段で、NS-2Rは8本用意できます。

それにタイヤが自分や車に合わないと感じたときのダメージはNS-2Rなら半分です。

 

もちろんDIREZZA Z3もオススメですけどねー

やっぱ国産の安心感はありますし、性能も高い。

「迷ったらとりあえずZ3を履け!」とも言われますし、ここは悩みどころ。

 

いずれにせよ、あなたの車をどのように導いてあげるか、それはタイヤよりもあなたの腕の方が重要かもしれません・・・

 

ナンカン NS-2R

ダンロップ DIREZZA Z3