人生においてライバルの存在は重要。ライバルの存在が自分を高めてくれるんです。それは車においてもしかり。な~んて偉人ぶって始めちゃいましたが、まあ実際そうですよね~。ライバル車があるからこそ、技術の発展があるわけだし。
そこで新型プリウスのライバルとなるべく車を5つ集めてみました。よかったら参考までに。ちなみに燃費などはすべてWLTCモードです。
目次
まずはプリウスの基本データ
トヨタ プリウス
まずはプリウスの基本データ。
- 価格:3,200,000円~4,600,000円
- 燃費:26.0km/L~32.6km/L
- Z PHEV、Z、G、Uグレードあり。UはKINTO専用
- 全車ハイブリッド、Z PHEVはプラグインハイブリッド
プラグイン車と言えば真っ先に名前が上がるのがこのプリウス。今や世界中で採用されているハイブリッドシステムを先駆けて搭載し、発表された車種ですね。登場したときには電気自動車までのつなぎの技術と揶揄されましたが、今や世界標準となって久しく、四半世紀以上に渡りトップに君臨しています。
ライバル1:日産ノート オーラ e-POWER
日産ノート オーラ e-POWER
- 価格:2,699,400円~ 3,041,500円
- 燃費:22.7km/L~27.2km/L
- G、G Four、NISMOなどのグレードあり
- 全車e-POWER
トヨタのエコカーと言えばハイブリッド、対する日産のエコカーの代表格と言えばe-POWER。ガソリンで充電して電気で動く、一見それって無駄じゃね?って思えるような機構にも関わらず、27.2km/Lとプリウスと同等の燃費性能を誇ります。
キャビンの実用性などもプリウスと同等で、それなのにGグレードで約270万円とプリウスGグレードよりも50万円安いのも魅力の一つ。e-POWERのフィーリングやデザインが気に入ったらこちらも検討価値ありかも。
ただ個人的見解としてはプリウスのほうがカッコいいんだよなぁ~
ライバル2:日産リーフ
日産リーフ
- 価格:4,081,000円~5,834,400円
- 走行距離:322km~455km
- X、G、+e、NISMO、AUTECHなどのグレードあり
- 全車電気自動車
日産からもう一台、こちらはPHEVのライバルとなるか?ハイブリッドの雄がプリウスなら電気自動車の雄はこのリーフ。プリウス PHEVはいざ電池切れのときにはガソリンで動けるという大きなメリットがあるが、電気自動車としての性能はやはりリーフが一枚上手(うわて)。
満充電時の走行距離はプリウスPHEVが87kmに対し、リーフはバッテリー強化型のe+Gが450kmと圧倒的に有利。ただし消費電力はプリウスPHEVが134kW/kmに対し、リーフは155~161kW/kmとやや電力消費量は高い。もっと頑張れリーフ!とは言え電気で走ることに関してはリーフの性能が高いでしょう。まあ当たり前なんですけど。
車格も似たような感じ。お値段もグレードによってはリーフのほうが安くなる。十分検討項目に入りますね。ただデザインが・・・最近の日産車ってなんか垢抜けないんだよね・・・(個人的見解です)
プリウスZ PHEVと日産リーフの電気自動車としての性能比較
消費電力 | 走行距離 | |
プリウスZ PHEV | 134kw/km | 87km |
リーフ(40kWh) | 155kw/km | 322km |
リーフ+e(60kWh) | 161kw/km | 455km |
ライバル3:ホンダ シビックe:HEV
ホンダ シビックe:HEV
- 価格:3,940,200円
- 燃費:24.2km/L
- e:HEVは1グレード
- ガソリン車の設定あり
シビック、「市民」の名を冠せられた大衆車として誕生したのも今や大昔。ガソリン車の最低グレードでも300万円超になった今は時代を感じさせます。燃費は24.2km/Lとプリウスに比べると若干劣るが、やはりスポーティーな操作性、エンジンフィールはプリウスでは物足りないなぁと感じるあなたにはベストチョイスだと思います。
デザインもデフォルトではやや野暮ったい感があるが、ディーラーオプションのテールゲートスポイラー(早い話がリアスポ)を付けると一気にスポーツ感が増します。44,000円で付けられるのでぜひオススメしたい。
ね?雰囲気が全然違うでしょ?
ライバル4:トヨタ カローラ(ハイブリッド)
トヨタ カローラ(ハイブリッド)
- 価格:2,380,000円~2,998,000円
- 燃費:25.3km/L~30.2km/L
- W×B、G、Xグレードあり
- ガソリン車の設定あり
プリウスと同じくトヨタからのライバル車としてはカローラハイブリッドを推したい。燃費は25.3km/L~30.2km/Lとプリウスより劣るが、荷室や室内居住性はカローラに軍配が。お値段も200万円台から設定があり、KINTOでも18,260円からと手が出しやすい(カローラツーリング)。
実用性を求めるならカローラの選択もあり。ただしハイブリッドシステムはプリウスの一世代前なので走行性能はプリウスに軍配。
ライバル5:C-HR(ハイブリッド)
C-HR(ハイブリッド)
- 価格:2,755,000~3,155,000円
- 燃費:29.0km/L~30.4km/L
- G、S、S”GR SPORT”などのグレードあり
- ガソリン車の設定あり
最後は同じくトヨタからC-HRハイブリッドをライバルとして推したい。なんでプリウスのライバルがC-HRなんだよ!って声も聞かれるかもしれませんが、SUVがいいって人も多いでしょ?燃費も29.0km/L~30.4km/Lとプリウスと遜色なし。価格はプリウスよりも安い。この点でも選択肢に入れる価値あり。
ただし居住性や荷室は意外と狭い。実はCH-Rって、4WDやe-fourの設定がなく、悪路走行にはあまり向いてない。あくまでスタイルだけがSUV。まあSUVが好き!って人の中でも悪路走るのが目的の人も少なくなっていますからね。サスペンションは硬めのCH-R。意外と走りに振ってるんだよね。快適性を重視したプリウスとは逆のコンセプト。というわけでスタイリングがSUV好きの人はCH-Rを検討項目に。
比較データ
以上、ライバル車とプリウスとの比較データを表にしてみました。
価格 | 燃費 | ひとこと | |
プリウス | 320~460万円 | 26.0~32.6km/L | ハイブリッド王 |
ノートオーラ | 270~ 304万円 | 22.7~27.2km/L | ガチライバル |
リーフ | 408~583万円 | — | 電気ならコレ |
シビック | 394万円 | 24.2km/L | 走り重視! |
カローラ | 238~300万円 | 25.3~30.2km/L | 実用性! |
C-HR | 276~312万円 | 29.0~30.4km/L | SUVならコレ |
※価格は千円台を四捨五入
まとめ
以上まとめますと・・・
- 基本、やっぱプリウス
- 電気自動車で考えるならPHEVよりリーフ
- 走りを求めるならシビック
- 実用性ならカローラ
- SUVっぽいのが欲しいならC-HR
となります。ちなみにプリウス、カローラはKINTOで設定があります。C-HRは以前あったけど、ニューモデルが出そうなのでラインナップから外れています。参考になれば幸いです。
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