トヨタのHPを見てみると、プリウスPHVのラインナップが無いように見えます。もしかして廃止?とか思っちゃった方も多いかもしれませんが・・・
プリウスPHVは一応廃止、でもあります
詳しく解説していきますね。
目次
PHVはZグレード プラグインハイブリッドに
プリウスPHVは前モデルまでプリウスとは別車種扱いになっていましたが、2023年の新型から一つに統合され、プラグインハイブリッドの車種は「プリウスZグレード プラグインハイブリッド」となりました。つまりプリウスの1グレードになったわけです。前モデルまではデザインもちょっと違って、PHVはちょっとカッコよかったんですけどねー
プリウスPHVはPHVとしては2代目、4代目プリウスとプラットフォームは同じです。2023年の新型からはデザインは、エクステリアからインテリアまでまるっきり同じになりました。
現モデルの見分け方は後方のエンブレムと充電ポートのみになります。
PHVじゃなくてPHEV
アップじゃない写真で申し訳ないですが、プリウス Z プラグインハイブリッドの後方には「PHEV」というエンブレムがあります。普通のハイブリッドは「HEV」。なので現行のプラグインハイブリッドは便宜的にプリウスPHEVと呼ばれることもありますが、正式には「プリウス Zグレード プラグインハイブリッド」となります。
このブログでも以下はプリウスPHEVと呼ぶことにします。
充電だけで何キロ走る?
さて新型プリウスPHEVですが、充電だけでどのくらい走るのかと言うと・・・
EV走行距離は87km
かなりのモンですね!近場しか乗らないなら、ガソリン減らないです。買い物や通勤にしか使わないなら、ガソリン入れるタイミングが無いですね。旅行に行くときぐらいですかね。
ソーラーパネルがオプションで
なんと新型プリウスPHEVはオプションでソーラーパネルが付けられます!1年間充電で1200km走るそうです。1日換算だと3km程度で、それほど充電力は期待できませんが、無料で勝手に充電してくれるのはちょっと嬉しいかも。
燃費はどのくらい?
さて新型プリウスPHEVの燃費はどのくらいでしょう?他のグレードとも比較してみましょう。
WLTCモード | |
Zグレード PHEV | 26.0km/L |
Z、Gグレード | 28.6 km/L |
U、Xグレード | 32.6 km/L |
高速モード、e-fourの燃費など、さらに詳しくは2023新型プリウスの燃費は?歴代プリウスやライバルとの比較を参考にしてください。
プリウスPHEVは、他のグレードよりも部品点数が多く、その分重くなるので、燃費が悪くなっちゃいますね。もちろんこれはEVモードで走ることは換算されていませんので、実際のガソリン消費量はかなり少なくなると思います。
お値段は?
さて気になるプリウスPHEVのお値段はいくらになるんでしょうか?
車両本体価格(税込) | |
Zグレード PHEV | 4,600,000円 |
Zグレード | 3,700,000円 |
Gグレード | 3,200,000円 |
Uグレード(KINTO専用車) | 月額16,610円〜(諸経費込み) |
Xグレード | 2,750,000 |
グレードの違いについて詳しくは2023新型プリウスのグレードの違いを詳しく解説を参考に。
普通のZとくらべてPHEVは90万円もお高くなります。結構高いですね。
でもZグレード PHEVはエコカー減税が約607,000円もあります!通常のZグレードは約22,500円なので約60万円もお得に。これは令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」というのがデカくて、これが55万円ももらえるんです。なのでZグレードを選択する多くの人がPHEVを選ばれるようです。実質30万円の価格差ですからね。
UグレードはサブスクのKINTO専用車になるので月額料金しか記載していません。
プリウス Z PHEVはKINTOにラインナップある?
残念ながらKINTOにはプラグインハイブリッドの設定はありません・・・あれば良いんですけどね。
もし月額料金の安さを見てKINTOが良いなぁ~と思われたのなら、Uグレードがオススメです。ZグレードとGグレードもKINTOでラインナップがあるんですが、Uグレードがいいと思います。
Uグレードは
- KINTO Unlimitedが付いてる
- 納期が1.5ヶ月
ということで、他のグレードよりも優遇されています。詳しくは新型プリウスをKINTOで契約する時の4つのポイントを参考にしてください。
動画で解説
新車契約の約4割がKINTO!20代新婚夫婦がKINTOに申し込んだ結果