カーネクストは一般の中古車の買い取りもやっていますが、普通は廃車になるようなボロボロの車、動かない車などを積極的に買い取ってくれます。
なぜそのような車を高く買い取れるのか、疑問に思いませんか？
もしかしたら、そんなこと言って、後でお金請求するんじゃないの？とか疑心暗鬼になっているかもしれません。
カーネクストでは海外への輸出、パーツ取り需要への販路がある
日本車は故障が少なく燃費もいいので、20万km以上走ってる車でも海外からの需要があります。
特にトヨタ車は高値で売れるようです。
またカーネクストは約13,000社の自動車関連会社と提携していて、その中からパーツだけ欲しい修理工場などとマッチングしてくれます。
特に古い車で人気車だったら、事故で壊れていても買い取ってもらえるんです。
パーツも取れないような車でも、最悪金属リサイクルとして販売する業者とも提携しています。
というわけで、多くの販路を持ってるからカーネクストは、ボロボロの廃車でも高値で買い取ってくれるということです。
目次
とりあえず動く車は海外へ輸出
日本では廃車になるような、走行距離が20万kmを超えるような車でも、海外では需要があります。
なのでカーネクストでは買い取ってきた車を積極的に海外へ輸出します。
そのため日本では値段がつかないような車も高い値段を付けて買い取りすることが出来ます。
日本車＆日本で乗られた車は信頼度が高い
日本のメーカーの車は、そもそも信頼性が高いです。
トヨタ、日産、ホンダ、マツダとどのメーカーを見ても、性能は高いし、壊れにくいのが海外から評価されているのはご存知の通り。
ですが日本の車は、日本車だけじゃなく、輸入車であっても人気が高いのです。
それは日本では車検制度
日本では最低でも2年に一度は車は検査を受けているわけです。つまりある程度の整備状況が保たれているんですね。
一方、海外では車検制度がある国は少なく、まったく整備されていない車が中古車市場に出回ることも。
つまり、日本で乗られてきた日本車は、そもそも日本車の信頼が高い上に、日本で乗られているからという理由で評価が高いのです。
燃費がいい
やはり日本車は燃費がいいことも海外需要が大きな要因です。
中でもハイブリッド車は特に人気ですが、普通のガソリン車も海外製の車よりも燃費がいい。
特に中古車になると、海外の車は燃費の悪化が激しいですが、日本車はそれほど燃費が悪くなることがないことも受け入れられている要因です。
右ハンドル
実は日本と同じ左側通行の国って結構多いんです。
タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、インド、ネパール、パキスタン、バングラディッシュなどのアジア諸国は特に多く、ケニア、タンザニア、ウガンダ、南アフリカなどのアフリカ諸国も左側通行。オーストラリア、ニュージーランドも左側通行です。
これらの国は当然、右ハンドルの車の需要が高いわけです。
パーツ取りの需要
仮に事故を起こして、ベコベコになった車でも後方の部品や、ドア、シートなどは使えたりします。
また前方クラッシュしてても、エンジンってかなり丈夫に出来ているので案外無傷だったりします。
そういうパーツを欲しがる修理工場は結構あるんですよね。
特に人気の車や、古くてパーツが出回ってない車のパーツ需要は高いです。
例えばこの車（カーネクストの事故車専門サイトより）
トヨタC-HR 2017年式 125,000km
買取価格：450,000円
車軸の歪みがあって走行不可らしいけど、パーツ取りに使えるから高値なんだって。C-HRは人気車種ってのも理由かも。
マツダCX-3 2021年式 10,000km
買取価格：360,000円
年式が新しいので、パーツの再利用として利用価値があり高値になったそうです。右側と後ろの方は無事っぽいですからね。前輪曲がっちゃってるけど（笑）
トヨタカローラクロス 2022年式 3,000km
買取価格：1,450,000円
まだ3,000kmしか走ってないのに・・・悲しい。でも145万円。年式が新しいのと人気車種だからこの価格らしい。ダメージも少なそうだしね。
トヨタプリウス 2017年式 174,000km
買取価格：174,000円
さすがのプリウス、ダメージは少なそうだけど走行距離が17万kmなのでこの値段しか付きません。それでも17万円。
マツダアテンザ 2018年式 60,000km
買取価格：80,000円
原型とどめてないよ・・・。でも後ろ側は無傷っぽいからかな？パーツ取りでこの値段。
とまあ、こんなのでも買い取ってもらえるの？って感じでしょ。
特に最後のアテンザなんて、本当にアテンザかどうか分かんないぐらい激しく損傷しています。
それでも買い取ってくれるんだなぁ。
リサイクル
海外にも輸出できない、パーツも需要がない、そういう車はリサイクルに回されます。
大半は鉄ですね。車1台の鉄の占める重量はおよそ7割と言われていますので平均的な車なら1トンぐらいの鉄があります。
鉄1トンで5万円ぐらいで引き取ってくれますから、最悪そのくらいの価値はあります。
もちろんバラしたり、運んだりしないといけないので、業者もボロ儲けってわけではありません。
その他、タイヤやバッテリーは外して中古販売出来るだろうし、アルミなども別でリサイクルに回せます。
ダイハツエッセ 2010年式 110,000km
買取価格：9,000円
こちらはリサイクル資源としてなので安い。ただレッカー代も廃車費用もかからないので、9,000円はもらえる。
軽の事故車はリサイクルに回されることが多いようですね。
普通なら廃車料金かかりますが、こういう販路があるので、カーネクストなら最低でも無料で引き取ってくれます。
実車を見に来ないから人件費をかけない
カーネクストでは査定は電話のみで完結します。
実車を見に行かないのは、査定側からはリスクになりますが、それを補っているのが年間10万台買い取る膨大なデータベースと、提携会社が13,000社もあるというところ。
早い話、経験があるからまあこれくらいならいいだろうってのと、いっぱい業者があるからどこかが買ってくれるだろう、っていう判断能力がすごいんですね。電話だけでそれやっちゃう。
おそらく査定員が特別熟練だというわけではなく、AIとか駆使しているんだと思います。
普通の買取業者なら、実車を見て査定します。
顧客のところに実車を見に行って、査定額を出して、断られたら・・・
それだけで数時間の人件費がかかるし、交通費だってかかります。
カーネクストなら電話一本なので、断られたとしても10分程度の電話応対だけなのでダメージが少ない。
その分、買取価格に反映させることが出来るんです。
まとめ
カーネクストが高値で買い取ってるというのは、販路が広いのと、電話査定だけで完結するというところが大きいです。
なので無理やり頑張って高値を出しているわけではなく、他の会社と比べて利益を取れる仕組みが出来ているということですね。
なので「ほんとに高値で買い取ってるの？」と不安になっている方は安心して買い取りを任せてあげてください。
今まで乗ってきた車、思い出も愛着もあります。
たとえ動かなくなったとは言え、相棒として多くの時間を過ごしてきました。
せめて最後ぐらい、高い価値を付けてあげたい。
廃車にお金取られたりしたら、最後、嫌な思い出でその車と別れなければなりません。
最後はいい思い出でお別れしたい。
