トヨタのサブスクKINTOでは、走行距離制限があります。

ほぼすべてのカーリース、サブスクで距離制限はありますので、別段珍しいことではありませんが、KINTOでも月間1500kmの走行距離制限があります。

 

1日平均だと30kmになりますが、走行距離が超過しちゃったらどうなるのでしょうか?

超過したら超過料金がかかります

 

トヨタ車、スバル車では超過1kmあたり11円、レクサス車だと超過1kmあたり22円の料金がかかります。

超過料金は契約終了時にまとめて支払うことになります。

 

とは言え、普通のドライバーならそんなに気にすることではありません。

一般のドライバーの平均走行距離は月間560kmです。

 

KINTOの距離制限は月間1,500kmなので、かなり余裕を見た数字だと言えますね。

 

距離制限はあまり気にする必要ないかも

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KINTOの走行距離制限

KINTOの走行距離制限は一ヶ月あたり1,500kmとなっています。

もちろんこれは、一ヶ月に1,500km超えたら即時追加料金!って訳ではなく1,500km×契約月数になります。

 

以下に期間ごとの距離制限を表にしました。

 

KINTOの各期間ごとの距離制限

期間 距離制限
1日 50km
1ヶ月 1,500km
1年 18,000km
 3年 54,000km
5年 90,000km
 7年 126,000km

 

1ヶ月1,500kmが基準となります。

1日だと50km、年間で18,000km。1日50km以上走らなければ、距離制限には引っかからない計算です。

 

毎日50km以上、運転する人もなかなかおられないと思いますので、距離超過する人は少ないでしょう。

KINTO走行距離制限の超過料金

契約終了して車を返却する時に距離制限を超過していたら、超過分の追加料金がかかります。

超過料金は以下のとおりです。

 

KINTOの走行距離の超過料金

超過料金 
 トヨタ車、スバル車 11円/km
 レクサス車  22円/km

 

11円/kmって言われてもピンと来ないかもしれませんが、1万キロ超過で11万円です

11万円って聞くと、ちょっとビビりますよね。

ですがKINTOの走行距離制限はかなり長めに設定されているので、さらに1万km超過というのは至難の業です。

よほど距離を走る人以外は、あまり気にすることは無いと思います。

一般ドライバーはどのくらい走る?

では、普通の人はいったいどのくらいの距離を走るのでしょうか?

下の表は一般的なドライバーが年間どのくらい走るかの調査結果です。

 

一般ドライバーの年間の平均走行距離

平均走行距離(1年)
 男性 7,045km
 女性 6,408km
 全体 6,727km
KINTOの距離制限 18,000km

ソニー損保「2022年 全国カーライフ実態調査」より

 

一般的なドライバーの走行距離は平均で年間7,000km弱です。

それに対しKINTOの距離制限は18,000km。2.6倍以上あります。

 

図で示すとこんな感じ

十分余裕がありますね。

もちろん通勤距離が長い人や、休日に遠出する人などは一般的なドライバーより走行距離が伸びることになりますが、18,000kmを超える人は稀でしょう。

 

何度も言って恐縮ですが、まず普通のドライバーは距離制限を超えることはありません

 

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年間であなたはどのくらい走る?走行距離の目安

さてあなたは一体どのくらいの走行距離を走るのでしょう?

ある程度の目安をご紹介します。

通勤で車を使う人

国土交通省総合政策局のデータによるとマイカー通勤の平均距離は片道10.5kmだそうです。

年間就業日数を250日と考えると、往復で年間約5,000kmとなります。

 

さらに休日は毎週、50kmほど運転すると考えると年間で4,800km。

合計で9,800kmになりますが、KINTOの距離制限は18,000kmなのでまだまだ余裕があります。

主婦の買い物

主婦など主にご家庭におられる方の想定で、週に4回、近所のスーパーマーケットや病院に通われる場合を想定しました。

片道5kmの場所へ週4回行くとなると、年間往復で2,600kmとなります。

 

さらに通勤で使う人と同様に休日ドライブで使うとしても、合計で7,400kmになります。

このケースだと、一般ドライバーの走行距離と同じぐらいになりますが、やはりKINTOの走行距離制限と比べると余裕ありです。

走行距離シミュレーション

とは言え、通勤で片道20km超える人や、頻繁に長距離ドライブする人もおられると思うので、シミュレーションを作ってみました。

下の欄に数字を入れると年間の走行距離が計算されます。平日は週5日、休日は週2日、1年52週間で計算しています。

年間の走行距離計算ツール

例えば通勤に20km、休日は平均して30km走るとすると、年間合計8,320kmってな具合に表示されます。

ぜひ、あなたのライフスタイルに合わせて、走行距離をシミュレーションしてみてください。

なぜ走行距離制限がある?その理由とは

KINTOにはなぜ距離制限があるのでしょうか、という一見当たり前な質問に真面目に答えてみたいと思います。

 

なぜ距離制限があるのか?

  • タイヤ、オイルなどの消耗品交換が頻繁になるため
  • 走行距離で車の価値が下がるため

 

KINTOではタイヤ交換やオイル交換など、メンテナンスは無料で受けられます。

なのである一定の距離制限を設けないとこれらのコストが上がっていくわけですね。

 

極端な話、毎月3万km走られると、毎月タイヤ交換しなきゃならないわけですから。

 

もう一つは車の価値が下がることです。KINTOで契約終了した車はディーラーで中古車として販売されます。

そのとき、走行距離が伸びてれば伸びてる分、中古車価格が下落します。

KINTOとしては、返却された車を中古車で販売するところまでをビジネスプランに組み込んで、安い価格帯を実現しているので、走行距離が伸びちゃうのは死活問題なのですね。

KINTOだけではなく、どのカーリースにも走行距離制限があるのはそういう意味合いがあるわけです。

他のカーリースの走行距離制限は?

KINTOだけではなく、他のカーリースの走行距離制限も見てみましょう。

 

走行距離制限
 KINTO 1,500km
SOMPOで乗ーる  500 or 1,000km
定額カルモくん 1,500km
オリックスカーリース  2,000km
オートフラット 
2,500km

 

SOMPOで乗ーるの場合は走行距離制限を選択できます。もちろん1,000kmのほうが高くなります。

オリックスカーリース、オートフラットは2,000km以上で距離乗る人はこっちもいいかも。

任意保険は付かないけど。全体的にはKINTOは真ん中ぐらいの走行距離制限ですね。

KINTO法人契約の走行距離制限は?

さて走行距離の制限について、いろいろとお伝えしてきましたが、KINTOには個人契約だけではなく法人契約もあります。

法人契約も個人契約と同じ条件です

 

月1,500kmは変わらず。法人の場合は稼働日数が平日に限られますが、営業者として利用する場合、結構な距離を走ることもあるでしょう。

なのでそれぞれの事業所の営業範囲を鑑みて、1,500kmで大丈夫かどうか確かめてから契約してください。

法人契約のKINTOは魅力がありますが、走行距離が長くなるなら購入したほうがいいかもしれません。

KINTOの走行距離制限に関する評判

走行距離に関して呟いているXの投稿をいくつか集めてみました。

考慮するに値しない、そうですよね。

そんなに走る人は少ないです。

 

やはり走行距離制限はデメリットに感じない人が多いです。

 

この方の場合は致命的。たくさん走られるんでしょう。

 

この方も走行距離制限がちょっと気になっておられるご様子です。

 

とまあ、こんな感じ。好意的な人も否定的な人もおられます。

やっぱその人のライフスタイルによって問題になるかならないかってところですかね。

まとめ

以上をまとめますと・・・

  • 距離制限を超過したら11円/km or 22円/kmの追加料金がかかる
  • KINTOの走行距離制限は月1,500km、年間18,000km
  • 一般ドライバーは平均7000km弱しか走らないので心配は少ない
  • あなたがどのくらい走るかはシミュレーションしてみて!

となります。参考になれば幸いです。

 

距離制限はあまり気にする必要ないかも

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