KINTOにラインナップされているUグレード。
なんかKINTOも推してる感じだけど、いったいどんなグレードなんでしょうか?
Uグレードの特徴は・・・
- 装備充実、だけど安い
- KINTO Unlimitedがついてる
UグレードはKINTOだけの専用グレードで、例えばヤリスなら上位のZグレード並みの装備で、下位のXグレードに近い月額料金の設定です。
さらにUグレードだけについてるKINTO Unlimitedは無料でソフトウェアのアップデートや、有料でのハードウェアのアップデートが可能です。
Uグレードはプリウス、ヤリス、ヤリスクロスに設定されています
なのでKINTOでそれらの車種を検討されているのであれば、Uグレードはかなり有力な候補になるのではと思います。
実際に人気だし、KINTOではUグレードが一番よく売れています。
Uグレードの月額料金を確認してみよう
目次
Uグレードとは詳しく
Uグレードは、KINTO専用グレードで、ヤリス、ヤリスクロス、プリウスに設定されています。
普通には買えず、乗るにはKINTOに契約しないといけません。
ここではKINTOのUグレードが、どんなグレードか。
装備充実、だけど安い
まずはこの点について解説したいと思います。
Uグレードと他グレードの比較【ヤリス】
それではヤリスを例に、Uグレードと、上位のZグレード、下位のXグレードで比較してみましょう。
ヤリスのグレード比較
Z | U | X | |
7年契約 月額料金 |
50,490円 HEV |
42,570円 | 40,150円 1.5L |
パワー トレイン |
HEV/GAS 1.5L |
HEV 1.5L |
GAS 1.0/1.5L |
エクステリア | 上級 | ほぼ同じ | |
インテリア | 上級 | ほぼ同じ | |
安全性能 | ほぼ同じ | やや劣る | |
快適性能 | ほぼ同じ | やや劣る | |
KINTO Unlimited |
なし | あり | なし |
※月額料金はそれぞれボーナス払いなし。ZグレードはHEV、Xは1.5Lを例にしています。
Uグレードはハイブリッド専用です。
ハイブリッドで1.5L。Xグレードは1.5Lのガソリン車で、月額2,400円しか変わらないのでUグレードはかなりお得。
Zグレードにしたら8,000円も上がりますが、KINTO UnlimitedがついてないのでやっぱりUグレードがお得。
エクステリアの違い
まずはフロント。
UグレードとXグレードはほぼ同じ、Zグレードとはヘッドライトとホイールが違います。
リアはテールライトとリアスポイラーの形状が変わります。
どっちにしろ、エクステリアの違いはあまりありません。
インテリアの違い
インテリアの大きな違いはシート。
Zグレードは合成皮革で、UグレードとXグレードはファブリック。
インパネはZグレードがデジタルに対し、UグレードとXグレードはアナログ。
他にも細かい差はありますが、ほとんど同じ。
エアコンだけはUグレードはZグレードと同じデジタルのオート、Xグレードはアナログのマニュアルです。
安全性能、快適性能の違い
Z | U | X | |
基本の 安全性能 |
衝突感知、自動ブレーキ レーンアシスト クルーズコントロール 前後方ドラレコなど |
||
駐車時 上から視点 |
オプション可 | なし | |
駐車時 ブレーキ |
オプション可 | なし | |
死角感知 | オプション可 | なし | |
災害時 給電 |
ケーブルは オプション |
なし |
Uグレードは安全性能に関しては、上位グレードのZグレードと同じ扱いです。
基本的なのは、Xグレードにも付いていますが、他の安全性能については希望すればオプションで付けられます。
駐車時上から視点はパラノミックビューモニター
上空からの視点で駐車がしやすくなります。
駐車時ブレーキはパーキングサポートブレーキ
駐車時や出庫時に車にぶつかりそうになったとき、アラーム音がなり、ブレーキをかけてくれます。
死角検知はブラインドスポットモニター
走行中、後続車が死角に入ったとき、アラームとインジケーターで教えてくれます。
災害時給電はケーブルのみオプション
ハイブリッド車は災害時の給電に使えます。機能自体は車に装備、ケーブルがオプションです。
Uグレードは納期が早いことが多い
Uグレードは他のグレードより納期が早いことが多いです。
この記事を書いている2025年5月時点では、Uグレードも他のグレードと同じ納期になっていますが、それでも最短の1.5~3ヶ月。
というわけで、基本的にはUグレードは他のグレードより納期が早いか、他グレードと同じ納期になります。
筆者はここ数年、KINTOの価格と納期をチェックし続けていますが、Uグレードは常に最短納期、1.5~3ヶ月に設定されていますね。
とまあ、ヤリスUグレードは上位のZグレードにかなり近いけど、月額料金は下位のXグレードに近いというお買い得なグレードです。
さらに納期も早いです。
KINTOにするなら、Uグレードはかなりオススメ。
UグレードにはKINTO Unlimitedが搭載
KINTO専用のUグレードにはKINTO Unlimitedが搭載されています。
このKINTO Unlimitedはどんなものかと言うと・・・
KINTO Unlimitedの特徴
- 勝手にソフトがアップグレード(無料)
- スマホと連動(無料)
- ハードウェアアップグレード可能(有料)
今までの車は購入した時点の機能のままが普通でした。
でもKINTO Unlimitedが搭載された車であれば、常に最新の機能がアップグレードされます。
つまり制限なく進化するってことで、Unlimitedというネーミングなんだと思います。
以下に、Uグレードの最大の特徴であるKINTO Unlimitedについて、詳しく解説したいと思います。
勝手にソフトがアップグレード(無料)
今の自動車には欠かせないソフトウェア。
車のほとんどの制御は電子制御になっていて、これを操作しているのがソフトウェアです。
もちろんソフトウェアは日々進化するわけですが、それを自動でアップグレードしてくれるのがKINTO Unlimitedです。
特に何もしなくても、スマホのOSみたいにアップグレードしてくれます。
ソフトウェアのアップグレードでどうなるのかと言うと・・・
- 燃費が良くなる
- 安全性能が高くなる
- 自動運転の精度が高くなる
さらに詳しく解説していきます。
燃費性能が良くなる
エンジンやトランスミッションの制御を高度化することで、パワーはそのままで燃料消費を抑えることが出来ます。
特に顕著なのはハイブリッド。バッテリーやモーターの制御が洗練されて、エネルギー効率が向上します。
ソフトウェアがアップグレードされたからって、極端に良くなるわけではありませんが、徐々に良くなっていくイメージですね。
ただ自分の運転に合わせてくれる制御機能が上がるので、人によってはすごく燃費が向上することもありますね。
安全性能が向上
自動ブレーキや車線逸脱の警報などの精度が高くなるので、安全性能が向上します。
自動運転の精度向上
今や多くの車に搭載されている自動運転ですが、まだまだ頼りないのも事実。
自動運転ってほぼソフトウェアの性能で決まるので、これが日々アップグレードされることで、自動運転の精度は格段に上がります。
契約したときは全く別の車になる
燃費のところで少し言及しましたが、ソフトウェアがアップグレードされたからと言って、極端に性能が向上するわけではありません。
ですが、契約中に何度もアップグレードされるので、数年経つと最初とは全く違う車になっています。
徐々に車を育てていく感覚に近いかもしれません。
普通は年月が経つと、車の性能は落ちるのが普通ですが、KINTO Unlimitedの場合は逆に性能が向上するわけです。
スマホと連動(無料)
KINTO Unlimitedは車のソフトウェアとスマホを連動することが可能です。
これによって、様々なことが可能になります。
スマホと連動することで・・・
- 安全運転の診断をしてくれる
- メンテナンス時期を教えてくれる
ということが可能です。
以下に詳しく解説します。
安全運転の診断
ドライバーの運転の履歴を、スマホで確認することが可能です。
運転中の急加速、急ブレーキの有無、ハンドリングなど5段階で評価してくれます。
燃費も計算してくれます。
また運転履歴も確認することが出来て、急ブレーキした場所なども教えてくれます。
こんな感じで地図で教えてくれるので、分かりやすいですね。
メンテナンス時期の通知
スマホと車のソフトウェアを連携して、オイル交換やバッテリー交換の時期を教えてくれます。
ハードウェアアップグレード可能(有料)
こちらは有料のサービス。
契約時に不要だと思ってた機能を、やっぱ付けたい!ってときにつけることが出来ます。
以下に一例を紹介しますね。
後付けアドバンストパーク
駐車補助の機能。プリウスではリモート機能も付いていて、スマホで降りた状態で駐車が可能。
ヤリス、ヤリスクロスはパノラミックビューモニター(床下透過表示機能)とセットです。
- プリウス:月額2,970円/一括106,700円
- ヤリス:月額6,930円/一括249,700円
- ヤリスクロス:月額7,040円/一括255,200円
後付けブラインドスポットモニター
走行中の死角を検知してくれます。アラームとサイドミラーのインジケーターで表示。
- プリウス:月額2,750円/一括99,000円
- ヤリス:月額3,080円/一括112,200円
- ヤリスクロス:月額3,080円/一括112,200円
ディスプレイオーディオ交換
12.3インチの大型ディスプレイに交換。
- プリウス:月額4,620〜5,060円/一括167,200〜182,600円
ステアリングヒーター
寒い日にステアリングを暖めてくれる。
- プリウス:月額1,430円/一括52,800円
- ヤリス:月額1,540円/一括55,000円
- ヤリスクロス:月額1,540円/一括55,000円
6スピーカー交換
デフォルトは2スピーカー。
- ヤリス:月額990円/一括37,400円
後付けアクセサリーコンセント
電源を追加出来ます。
- ヤリス:月額2,530円/一括90,200円
- ヤリスクロス:月額2,530円/一括90,200円
というわけで、Uグレードならいろいろアップグレード出来ます。
支払いは月額料金に追加でも、一括でもOK。
月額料金に追加は、アップグレードした月からの加算になるので、契約期間が短ければ月額のほうがお得。
KINTO専用Uグレードまとめ
KINTO Uグレードの特徴は
- 装備充実、だけど安い
- KINTO Unlimitedがついてる
例えばヤリスの場合・・・
- Zグレード:HEV 1.5L 50,490円/月
- Uグレード:HEV 1.5L 42,570円/月
- Xグレード:GAS1.5L 40,150円/月
Uグレードは、同じハイブリッド1.5LでもZグレードに比べると8,000円近く安く、ガソリン車のXグレードとは2,000円ほどしか変わりません。
またUグレードだけにKINTO Unlimitedが搭載。
ソフトウェアの自動アップグレードや、スマホとの連携が無料。またハードウェアのアップグレードも可能です。
Uグレードはプリウス、ヤリス、ヤリスクロスに設定があります。
この3車種は圧倒的にUグレードが人気です。
もしあなたがKINTOを検討中なのであれば、Uグレードはかなりオススメ。
上級グレード並みの装備と仕様で、下位グレード並みの価格で、さらにKINTO Unlimitedまで付いています。
かなりお買い得なグレードですよ!
\UグレードはKINTOだけ/