KINTOは申し込み後に審査があります。

審査って聞くとビビっちゃうけど、この審査はカーローンの審査などと比べて厳しいのでしょうか?それとも甘いのでしょうか?

 

KINTOの審査は甘い

理由はいくつかありますが、大きなのはKINTOがトヨタの孫会社であるということです。

そしてトヨタグループ全体として、KINTOを育てたいと思っているんです。

ここには豊田章男会長の意思が強烈に入っています。

 

なので同じ車でローンの審査に通らなかった人が、KINTOの審査は通るってことが結構あるみたいです。

この記事ではもう少し詳しく、KINTOの審査が甘い理由、審査基準、審査に取りやすい方法など解説していきます。

 

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KINTOの審査が甘い5つの理由

ではなぜKINTOの審査が甘いのでしょうか?理由はいくつかありますが、代表的なのは以下のような理由です。

 

KINTOの審査が甘い理由

  • トヨタはKINTOを育てたい
  • 審査会社がトヨタグループ
  • 照会する信用情報機関がひとつだけ
  • ユーザーの負担が少ない
  • KINTOが車の所有者

以上、順番に解説していきます。

トヨタはKINTOを育てたい

KINTOはそもそも豊田章男会長が、KINTOの小寺社長に「新しい車の売り方を考えろ」といい出したのが始まり。

トヨタは「モビリティカンパニー」への転換を目指しています。モビリティカンパニーとは、簡単に言ったら「移動に関すること全部やるよ」ってこと。

 

トヨタでは車を売るだけの会社なら生き残れないっていう危機感がある。

国内最大の企業が危機感って!って思うけど、だからこそ国内トップの座を堅持しているのかもしれません。

何にせよ、現在は章男会長の号令のもと、トヨタはモビリティカンパニーへの転換を進めています。

 

その一環としてKINTOがあります。

「車を所有する」から「車を利用する」というコンセプトはモビリティカンパニーへの転換の第一歩。

KINTOはトヨタにとって戦略的にとても大事なサービスなのです。

 

トヨタはKINTOを育てたい、広めたい。

なので短納期やKINTO専用グレードの設定など様々な優遇をしています。

審査を甘く設定しているのはKINTOへの優遇措置のひとつなんです。

審査会社がトヨタグループ

先ほど、KINTOはトヨタ自動車の孫会社だと述べましたが、じゃあ親会社はどこなのでしょう。

KINTOの親会社はトヨタフィナンシャルサービスという、トヨタのカーローンを扱う金融会社です。

 

そしてこのトヨタフィナンシャルサービスがKINTOの審査を行います。

 

つまり親が子どもの審査を行うわけです。そりゃ審査も甘くなりますよね。

しかもトヨタ本体がKINTOを推しているわけですから。

照会する信用情報機関がひとつだけ

日本には信用情報機関というものが存在します。

これはクレジットカード会社やローン会社、銀行、消費者金融などから個人の金融情報を集めている機関。ちなみに合法です。

ローンの審査やクレジットカードの発行をするときに、企業が信用情報機関に「この人大丈夫?」って問い合わせるところです。

 

信用情報機関は個人の自己破産や任意整理などの履歴や、借入金の情報、カードやローンの返済延滞の有無などを情報として持っています。

返済できない人にお金貸せないし、クレジットカード作らせられないからこういう機関が必要なんです。

日本にはCIC、JICC、全国銀行協会(JBA)と3つの情報機関があります。

 

カーリースやカーローンでも審査でこの信用情報機関を利用します。

多くの会社では、3つ全部に照会するんですが、KINTOが照会するのはCICの1機関のみなんです。

その分、審査が甘くなります。

 

 

とは言え、過去に金融事故がない方には関係ないことですが、仮にあったとしてもKINTOは他と比べると比較的、審査が甘いわけです。

ユーザーの負担が少ない

ご存知の通り、KINTOは任意保険を始め、税金や車検代などコミコミのサービスです。

一方、他のカーリースには任意保険が含まれてないし、ローンで購入する場合には税金、車検代、メンテ代などが追加でかかります。

 

つまり同じ金額のローンやリースと比るとKINTOの方が全体の負担は少ないのです。

 

それで審査ですが、基本的には支払う金額を審査されます。

カーリースならリース代、ローンなら返済額となります。

 

でもKINTOでは任意保険まで含まれてる分、負担が少ないと判断され、同じ金額の審査は通りやすくなります。

 

KINTOが車の所有者

KINTOの場合は車の所有者はKINTOになります。

ユーザーは「使用者」となって、形的にはKINTOに借りていることになります。

 

万が一支払いが滞ったら、KINTOは法的に車を返却してもらえる

というわけです。

KINTOからすれば保険があるってことです。

 

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KINTOの審査基準は?

ここではKINTOの審査基準について解説したいと思います。審査基準は主に以下の3つ。

 

KINTOの審査基準

  • 収入と支払額のバランス
  • 借入金の有無と額
  • 過去の金融トラブル

支払いと年収のバランス

KINTOの審査の中で最も重要なのが、支払額と年収のバランスです。

早い話、年収300万円でヤリスなら審査に通過するが、クラウンでは通過しないってことです。

 

では目安として、どのくらいの収入があれば、どのような車に乗ることが出来るのでしょうか?

審査に通る基準としては、支払額がおおむね収入の3分の1程度と言われています。

つまり年収300万円なら、年間100万円までの契約は組める可能性が高いということです。

 

年収とKINTOの審査に通りそうな車種

 年収 支払い上限額と乗れる車 
 200万円 年66万円/月5.5万円
ヤリス、ヤリスクロス、ルーミー、
アクア、カローラシリーズ、
ライズ、ノア、プリウスなど
 300万円 年100万円/月8.3万円
ハリアー、RAV4、アルファードなど
 400万円 年133万円/月11万円
ヴェルファイア、クラウンスポーツ、
クラウンクロスオーバーなど
 500万円 年167万円/月14万円
クラウン、レクサスRX、
レクサスIS、レクサスLBXなど
600万円 年200万円/月17万円
ほぼすべての車種

 

車種は一番安いグレードで、オプションは付けず、7年契約です。

もちろんこれは目安であって、必ずしもこの通りではありません。

後述しますが、別で借入金があれば厳しくなりますし、持ち家であれば審査が通りやすくなったりします。

実際に審査に通るのか、とにかく一度、審査を申し込んでみるのがオススメです。

KINTOの審査を受けてみる

借入金の有無と額

さて、支払額が収入の1/3程度なら審査に通りやすいと書きました。

ですが先程もちらっと書いた通り、他で借入金がある場合はその金額も含めた額で審査されます。

つまり他に借入金があると審査に通りにくくなります。

過去の金融トラブル

KINTOに限らず、過去に金融トラブルがある場合は審査に通らないことが多いです。

任意整理、自己破産、カードやローン返済の長期延滞などがあると、いわゆるブラックリスト入りしていまいます。

ブラックリスト入りしていると、審査にはほぼ通りません。

 

ただし、ブラックリストには期限があります。

自己破産は7年、任意整理や長期延滞は5年で履歴が消えます。

 

もし過去に金融トラブルがあったとしても、履歴が消えていれば問題ありません。

とりあえず審査申し込んでみよう

何はともあれ、審査に通過するかどうかは、実際に審査を受けてみないと分かりません。

悩んでおられるなら、とりあえず審査に申し込んでみましょう。

 

冒頭でもお伝えした通り、KINTOは審査に通過したからと言って、必ず契約しなければならないわけではありません

審査通過後、キャンセルしてもOKなんです。もちろんお金取られたりはしません。

 

さらには審査通過後にグレードやオプション、車種、契約年数などの変更も可能です。

もちろん再審査となりますが、再審査に落ちても元の審査は通過しているので、元の車種では契約することが出来ます。

 

審査結果は30日間有効なので審査に通過してからゆっくり本当に契約するかどうか決めることもOKです。

なのでお気軽に審査申し込んでみてください!

KINTOの審査は?

1.車種を選ぶ
2.見積もりシミュレーション
3.審査申し込み
という流れです!

まずは車種を選んでみよう