KINTOは、毎月定額でトヨタの車に乗れるサブスクリプションサービスです。
中には、「他のカーリースと何が違うの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。
KINTOとリースには違いがあり、実はKINTOのメリットはかなり多くあるんです。
ここでは、KINTOとリースの違いや、KINTOがどんな人におすすめなのかについてご紹介していきます。
目次
動画で解説
KINTOとリースの違いを徹底比較
KINTOとリースの大きな違いをまとめると以下になります。それぞれ、具体的に解説します。
KINTOとリースの違い
- 料金に「任意保険」が含まれている
- ネットの手続きで簡単に契約可能
- トヨタ正規販売店でメンテナンスやサポートが受けられる
- クレジットカードの支払いに対応
料金に「任意保険」が含まれている
KINTOとリースの一番大きな違いは、KINTOの契約には任意保険が含まれているという点です。
一般的なカーリースには自賠責保険は含まれていても任意保険は含まれていないので、事故が発生した時には相手への補償しかできません。
そのためリースの場合は、自分で自動車保険を契約しなければならない手間が発生します。
一方、KINTOでは月額料金に任意保険が含まれるため、別途保険料を支払う必要も契約手続きをする手間もかかりません。
若い利用者や保険の等級が低い利用者が活用しやすいメリットがあります。
ネットの手続きで簡単に契約ができる
KINTOはリースと比較して、ネット上で簡単に手続きが進められます。
申請し審査を進め、書類手続きを進めれば簡単に納車することが可能。忙しい人にも便利ですね。
実際に見積もりを取ったりする必要もなく、約3カ月前後のスピード感で納車することができてスムーズです。
簡単に手続きが進められるからこそ、認識に違いがないように事前の下調べなどはしっかりとしておきましょう。
トヨタ正規販売店でメンテナンスやサポートが受けられる
KINTOはトヨタ正規販売店のメンテナンスやサポートが受けられます。
追加で費用が発生しそうなフルメンテナンスも、別途支払いはなく月額料金に含まれています。
他のリース会社では、メンテナンスはオプション選択になることがほとんどです。
知名度のあるトヨタ正規販売店でメンテナンスが受けられることも、重要な安心材料のひとつですよね。
クレジットカードの支払いが可能
ほとんどのリース会社が支払方法を口座引落にしているのに対し、KINTOではクレジットカードでの支払いが可能。
利用料金をクレジットカードで引き落とせば、どんどんポイントが貯められてお得です。
長期の契約を検討している人は、よりKINTOの契約でクレジットカード払いがおすすめですよ。
リースよりもKINTOがおすすめなのはこんな人!
ずばり!リースよりもKINTOがおすすめなのはこんな人です。
KINTOがおすすめの人
- はじめてクルマを購入する、年齢が若い人
- 急な出費や大きな費用の支払いを避けたい人
- 一台の車ではなく、定期的に新車に乗り換えたい人
- 面倒な手間や手続きなく車に乗りたい人
- 車にかかるコストを明確にしたい人
- ライフスタイルの変化を迎える/変化に合わせて車を乗り換えたい人
金額の安さや、任意保険が含まれる点などを考えると、年齢の若い人や保険等級が低い人にはかなりのメリットがあるのではないでしょうか。
税金やメンテナンス費、車検代金などの大きな出費がない点もKINTOならではのメリットです。
KINTOを利用する時の注意点
KINTOはリースと比較してもメリットが多くあることをご紹介しました。
しかし、KINTOだからこそ注意したいの注意点についても知っておきましょう。
KINTOを利用する時の注意点
- 中途解約時には解約金がかかる
- 駐車場が必要
- 1,500km/月の走行距離制限がある
注意点について具体的に解説します。
中途解約時には解約金がかかる
マイカーであれば車を手放したくなった時に自由に手放すことができますが、KINTOでは中途解約をする時に解約金を払う必要があります。
他のリースの場合でも、解約時に追加精算が発生するものや、解約自体ができないものなどさまざまです。
KINTOでは、3年、5年、7年の契約プランから選ぶことができるため目的に合わせた契約プランを選択しましょう。また、「解約金フリープラン」に申し込むと、はじめに申込金が必要になるものの、以降は解約金なしでいつでも中途解約することができます。
解約するタイミングによっては多額の解約金が発生することもあるので、「途中で解約するかもしれない…」という人には安心のプランですね。
駐車場が必要
KINTOに限らず、他のリースの場合でも車を保管するための駐車場が必要になります。
車の使用者が契約上は自分になるため、車を購入した場合と同様に車を管理しなければなりません。
駐車場の月額利用料だけでもかなりの金額が発生する都会の場合、駐車場契約だけで大きな負担になることも……。事前に家の近くで駐車場が借りられるか、駐車場の金額もきちんと払えるのかを確認したうえで契約を進めましょう。
KINTOでは車庫証明取得手続きを代行してもらえるので安心ですよ。
1,500km/月の走行距離制限がある
KINTOには走行距離に制限が設けられている点にも注意しましょう。
1,500km/月の制限があり、3年で54,000km、5年で90,000km、7年で126,000kmになります。
普段使いである場合、そこまで気にするほどの距離ではないものの、車を乗り回すタイプの場合や頻繁に遠方に出かける人の場合は注意が必要です。
数少ないカーリースの中には、走行距離無制限のものもありますが、ほとんどの場合が走行距離の設定がされています。
オーバーした距離に応じて超過料金が発生することもあります。
KINTOは実はリースよりも高くない
中には「KINTOはリースと比べて高い」といった意見をネット上などで見かけることがあります。
実際の他社リース金額と比較してみると、以下のような金額になります。
月額利用料 | 別途支払いが発生する費用 | |
KINTO | 48,180円 | ・ガソリン代 ・駐車場代 |
A社 | 51,040円 | ・自動車保険料 ・ガソリン代 ・駐車場代 |
B社 | 37,180円 | ・自動車保険料 ・車検整備費用 ・ガソリン代 ・駐車場代 ・残価精算(契約満了時) |
C社 | 47,520円 | ・自動車保険料 ・メンテナンス費用 ・車検整備費用 ・ガソリン代 ・駐車場代 |
一部他のリース会社の方が月額利用料は安いですが、別途発生する費用を考えてみるとどうでしょう。
保険料やメンテナンス費用などが全て含まれているKINTOの方が断然お得だと思いませんか?
諸々必要になる条件を加えると、他のリース会社の金額の方が高くなることがほとんどです。
KINTOとリースのどちらにするか悩んでいる人は、まずは必要な経費を全て整理してトータルコストを算出することをおすすめします。
まとめ
以上、KINTOとリースの比較についてまとめると
KINTOとリースの比較
- KINTOとリースにはさまざまな違いがある
- KINTOにはメリットが多い
- リースと比べてKINTOには注意点もあるので要確認
- 金額比較は必要な費用を算出して考える
KINTOにはご紹介したようにメリットが多くあります。
最新機能や設備を備えたトヨタの車に、毎月定額で乗り続けられるのは魅力的ですよね。
これからのカーライフの検討に、KINTOとリースをしっかりと比較してみてください。