新車購入車の中でも、普通に購入するのではなく、KINTOでの契約が増えてきましたが、これってディーラーは儲かるの?って疑問に思われる方もおられるかもしれません。もしかしたら、あんまり儲からないからディーラーに嫌がられるんじゃないの?とか躊躇されているかもしれませんが・・・

安心してください、儲かります

KINTOでもディーラーはきっちり儲かる仕組みです。詳しく解説していきますね。

KINTO公式サイト

 

 

安心してください、儲かります

KINTOでディーラーの利益が出るキャッシュポイントは以下の4つになります。

ディーラーのキャッシュポイント

  • 契約手数料
  • メンテナンス+タイヤなど物販
  • 事故、故障修理
  • ディーラーオプション

各項目ごと、解説していきます。

契約手数料

残念ながらKINTOの契約手数料は正確な情報はありません。ネットの情報だと一台一万円とかって書いてあるサイトもありますが、さすがにそれはないと思うんだけど・・・納車するだけでも結構人件費必要ですし。ただディーラーの営業マンの話だと、新車販売の方が儲かるとのことなので、新車販売の際の契約手数料よりは安いと思います。ちなみに新車購入の場合、販売手数料は10数%と言われています。300万円の車なら40万円ほどでしょうか。

メンテナンス

KINTOの契約の中で、最も利益が大きいのはメンテナンスでしょう。そもそもカーディーラーの利益は新車販売においてもメンテナンスの割合が大きく、だからこそ値引きにも対応できるんです。メンテ時のオイル交換やタイヤ交換で、オイル、タイヤなども販売出来るのも利益になります。

 

しかも・・・

KINTOはメンテ代が無料なのでユーザーがメンテナンスに来る回数が多い

新車購入ではユーザー側がお金がかかるので、定期点検などはパスされる方も多いです。オイル交換も同じく、まあしなくても大丈夫だろうとパスしたり、タイヤ交換も自分でお金払うならちょっと先延ばしに・・・と考える人も多いでしょう。反面、KINTOならメンテが無料なのでユーザーは半年に一度はディーラーに訪れます。これはすべてKINTOからディーラーに支払われるので、その分利益になりますね。

KINTOのメンテナンススケジュール。半年に一度は来店します。

ディーラーとしては儲けになるから、この定期点検などは行けばかなりウェルカムで迎えてくれます。しかもオイル交換やタイヤ交換などもちょっと早めに交換を勧めてくれます。KINTOならユーザーの負担は0円なので、別に断る理由は無いわけです。

事故、故障修理

KINTOでは故障の修理は無料です。とはいえディーラーが無償で修理するわけじゃなく、ちゃんとKINTOから支払われます。さらに事故を起こしたときは、ユーザー負担5万円で修理になります。これも負担金以上の修理費はKINTOからディーラーに支払われるのでこれも儲けになるわけです。


修理代金はKINTOからディーラーへ支払われる

ディーラーオプション

ディーラーオプションは、契約時になにか付けるかって話です。KINTOのオプションで十分なので、あまり利益には大きく寄与しないと思います。

利益以外のディーラーのメリット

KINTOで契約してもらうことで利益以外にディーラーには大きなメリットがあります。大きくは以下の3つ。

利益以外のメリット

  • 値引き交渉に時間を取られない
  • 将来の顧客確保につながる
  • 中古車の仕入れが楽

以下にそれぞれ解説していきます。

値引き交渉に時間を取られない

KINTOでは値引きは行われません。普通、新車購入の場合だと、値引きの交渉が当たり前。顧客によっては他の複数のディーラーに通い、相見積もり取って来る場合もあるので、まあ面倒。結果、買わないっていうケースもありますしね。

KINTOは値引き交渉は一切行われないので、営業マンの手間が大幅に軽減されるんですね。その分、他の仕事が出来ますし結果、人件費の削減になります。そもそもWEBで申込済みのKINTOの顧客は、納車だけですから。

将来の顧客確保

また先程もお伝えした通り、KINTOだとメンテナンスで来店する回数がかなり多くなります。なので顧客との関係構築がしやすいわけです。KINTOで仲良くなったお客さんが、また再びKINTOで契約したり、新車を購入することになる可能性はかなり高くなります。ディーラーとしても顧客の抱え込みはとても大切です。

中古車の仕入れが楽

KINTOの契約が終わった車は、トヨタの認定中古車で販売されます。某ディーラの営業マンに聞いた話では・・・

「KINTOで契約が終わった中古車は、優先的にそのディーラーに回してくれるそうなんです。KINTO上がりの車は、通常の中古車と違い、メンテが行き届いている、しかも自社でやってるわけですから、お客様にも勧めやすいんです。何にせよ、必ず、決まった時期に車が返ってくるというのはとてもいいんです。」

と仰ってました。

中古車販売もカーディーラーにとっては大きな仕事のひとつ。その仕事のうち、仕入れが簡単になるだけでも、十分メリットなんですね。

営業マンは結構KINTOを推してくる

個人的な感想としては、営業マンは結構KINTOを推してきます。

今まで2人のディーラーマンにKINTOについて聞きましたが、ゴリゴリに推すわけじゃないですが、メリット・デメリットを丁寧に教えてくれました。

一人の方は、
「今年、僕が販売した車の4割はKINTOです」

と、結構驚きの発言。彼によると全体でも3割ぐらいはKINTOだそうです。

理由としては、納期が短いからですって。顧客にデメリットはさほどない、納期は短い、おすすめすれば決めてくれるし、顧客に納期が遅いと催促や文句を言われることもない、ということで結構積極的に推しているんだとか。

さらに・・・
KINTOの契約数は営業マンの契約数にカウントされる

新車購入と同じように、KINTOでもちゃんと販売成績になるようです。営業マンからしてみれば、成績は上がる、すぐに顧客が決めてくれる、あまり顧客に対応しなくていい。つまり結構美味しい仕事なのかもしれません。

正直、新車購入の方が儲かるらしいけど・・・

先程の営業マン曰く
「正直、会社としては新車販売の方が儲かります」

とも言ってました。これは後の顧客確保とかは別として、単純に一台販売するなら新車販売の方が儲かるということだと思います。そりゃ新車価格の10数%が入るわけですからね。そっちのほうがいいでしょうね。

でもちゃんとKINTOも勧めてくるってことは、営業マンからしたらどっちでもいいのかもしれませんね。

まとめ

以上まとめますと

  • KINTOでもディーラーは儲かる
  • ディーラーに利益以外のメリットがある
  • 営業マンはKINTO推してくる

以上です。そもそもトヨタは販売会社を大切にするメーカーとして知られていますので、あまりにディーラーに不利になるようなことはやらないと思います。なのでもしKINTOはディーラーに嫌がられるんじゃないの?って思ってる方はぜひ安心してください。きっちり儲かるし、それ以外のメリットもあるようです。

 

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