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KINTOは中古の取り扱いがあります
トヨタのサブスクKINTOでは中古車の取り扱いがあります。どんな中古車を取り扱っているかは、KINTOの中古車専門サイトKINTO ONEもしくはKINTO公式サイトからリンクを辿ってください。
公式サイトにこんなリンクがあります
KINTOは最初は新車だけだったのですが、中古車も取り扱うようになりましたね。車を選ぶ幅が広がったことはユーザーに取って喜ばしいことですね。
しかし!
KINTOが中古車を取り扱うようになったからと言って、手放しで喜べるわけではありません。ここではKINTOの中古車専門サイトKINTO ONEが、新車のKINTOと比べてどのようなメリット・デメリットがあるか紹介したいと思います。
まずはKINTO ONE(中古車)のデメリットから
まずはKINTOで中古車を選ぶ際のデメリットを列記していきます。3つあります。
デメリット1:まずは東京限定らしい
KINTO ONE(中古車)は、まずはお試し期間ってことで、東京限定らしいです。新車は全国。
個人:住所、使用場所の両方が東京都にある人
法人:使用場所が東京都にある法人
使用場所とは、ざっくり言えば駐車場の場所のことです。住所が東京でも、駐車場が埼玉などの場合はアウト。だからと言って、通勤や遊びで他県に行っちゃダメ!ってことは無いです。使用方法はなんでもOK(電話確認済み)。
デメリット2:中古だからって安くない!
中古車だからと言って必ずしも安いわけじゃないんです。不思議なことに・・・
在庫一覧をくまなく調べてみましたが、新車より安いのがほぼ無かった・・・
例えばシエンタ。
グレードはG GAS1.5L 2WD 7人乗り
まずは新車
解約金フリープランだと、月々44,000円、初期費用247,500円。
一方、中古車
同じグレード、走行距離6,972kmだと、月々47,740円、初期費用286,440円。
シエンタの月額料金
新車:44,000円
中古:47,740円
というわけで、月々、初期費用ともに何故か中古の方が高いんです。
他の車種もだいたいこんな感じで中古車の方が高いです。
中古車の方が安い例も
中古車の方が安い事例はほとんど見つからないんですが、CH-Rでいい例が見つかりました。
全く同じグレードじゃないですが、
Gクラスのハイブリッド1.8L 2WD 5人乗り
新車
解約金フリープランで、月々50,930円、初期費用286,990円。
一方、中古車
走行距離40,043kmで、月々48,290円、初期費用289,740円。
CH-Rの月額料金
新車:50,930円
中古:48,290円
4万km走ってるのに、中古車の方が月々2,640円安いだけ。初期費用は逆に2,750円高いです。
ちなみに新車は特別仕様の「G Mode-Nero Safety Plus III」ですが、中古車の「G」と新車価格は同じです。
価格を表にまとめてみました。安い方を青、高い方を赤にしています。
シエンタ 中古は6,972km |
C-HR 中古は40,043km |
||
月々 | 新車 | 44,000 | 50,930 |
中古車 | 47,740 | 48,290 | |
初期費用 | 新車 | 247,500 | 286,990 |
中古車 | 286,440 | 289,740 |
一目瞭然、新車の方が安いです。価格で判断するなら中古車を選ぶメリットは無いと思います。
デメリット3:プランが解約金フリープランのみ
KINTO(新車)は解約金フリープランと、初期費用フリープランがあります。初期費用フリープランはその名の通り初期費用がかかりません。
途中解約しないなら初期費用フリープランの方がお得なんですが・・・
KINTO ONE(中古車)では解約金フリープランのみ。
これは選ぶ方からはあまりいいことではありません。
KINTO ONE(中古車)のメリット
上でデメリットを3つ書きましたが、メリットもあるにはあるので、そちらを紹介しますね。
メリット1:納期が短い
中古車の方がすぐに在庫があるってことで、納期が早くなっています。
KINTO(新車)はだいたい1.5~2ヶ月程度
KINTO ONE(中古車)はだいたい1.5ヶ月
ってことで、若干中古車のほうが納期が短いです。
まあ大して変わんないけど・・・
メリット2:ラインナップが豊富
KINTO ONE(中古車)の一番のメリットはラインナップが豊富なこと。
例えばKINTO(新車)には設定がないヴォクシー”煌”。
煌はKINTO ONE(中古車)にのみラインナップがあります。普通のヴォクシーは新車にもあるんだけど、煌は中古車のみ。
さらにはRAV4
RAV4は新車では設定がありません(2022.9現在)。なのでRAV4に乗りたい場合は中古を選ぶことになります。
メリット3:中古は2年契約です
KINTO ONE(中古車)は2年契約のみです。
契約満了後、そのまま継続することも出来るので、最初から長く使う気がない人はいいかもしれません。
ただ、新車の3年契約で、解約金フリープランにしたほうが、値段も安いし、途中で解約しても手数料取られないです。こちらもメリットとは言えないかもしれません。
まとめ
以上のことをまとめますと・・・
KINTO ONE(中古車)はあまりメリットがない!
一日でも早く車に乗りたい場合や、新車でラインナップが無い車種、グレードによっては選ぶ価値ありかもしれません。それ以外なら新車がオススメです。
現在は、あまり中古車を選ぶメリットはありませんが、今後はタマ数も多くなって、価格も改善されるかもしれませんね。