
スタッドレスを買おう!やっぱ安心のブリザックだ!
でも「ブリザックは高いけど、実際何シーズン使えるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ズバリ言うと・・・
6~7年持ちます(個人の感想です)
もちろん使い方や保管方法次第で、使える年数は変わります。
でも僕は実際、北海道で旧型のブリザックVRX1(2世代前)を丸7年間使い倒しました。
さすがに7シーズン目はゴムが硬くなってたけど、アイスバーンでもそこそこ止まってた。
ブリジストンの公式発表によると・・・
- VRX1 → VRX2:寿命が22%伸びた!
- VRX2 → VRX3:寿命が17%伸びた!
って言ってるので、VRX1 → VRX3だと43%伸びた計算になる。
で、VRX1で7年履けたってことは、VRX3だと10年持つってことか?
しかも恐ろしいことに新モデルのWZ-1はVRX3よりさらに長寿命。
一体、何年持つのか・・・
でも安全を見て、6~7年って言ってます。
あくまで個人的な経験を踏まえた意見なので、実際にどこまで履くかは、残溝、ゴムの柔らかさ、ひび割れや偏摩耗などをチェックしてくださいね。
ブリザックは高いけど、6~7年持つなら、むしろ他社の安いスタッドレスよりお得かもしれません。
ブリザックを買うなら・・・
※この記事はゴムの専門家が執筆しています。詳しくはプロフィールにて。
最新のブリザックWZ-1は何年持つ?

ブリザック最新、最高峰のWZ-1
ブリヂストンの公式発表と、僕の7年の経験をかけ合わせると、12年ぐらいは持ちそうな雰囲気のWZ-1。
さすがに12年は言い過ぎだと思うけど、結構持ちそうな雰囲気。
でもメーカーは「何年持つ!」とはハッキリは言いません。
そこでメーカー公式のグラフから読み取ってみましょう。

※ブリヂストン公式サイトより。
このグラフから見ると
4年経過後のWZ-1でも、新品VRX3より高性能!
ってことになります。
ホントかよ!?って思うけど、公式が言ってるんだから本当なのでしょう。
つまりWZ-1を履いて4年経ったら
「よし、これでVRX3と同等性能だ」
って思っておけば概ね間違いない。
※使用状況や保管状況にも影響されます。
そこからどこまで履けるかは分からないけど、少なくとも4年はVRX3以上の性能で履けるってわけです。
後は値段の問題だけ
ブリザックVRX3は何年持つ?

ブリザックの定番VRX3
WZ-1の登場で、スタンダードブランドっていう位置づけになったVRX3。
値下げもして買いやすくなったのに、性能は当然落ちてない。
むしろお買い得なタイヤとなったわけです。
で、そのVRX3ですが、どのくらい持つのでしょうか?
今回もメーカー発表のグラフを見てみましょう。

※ブリヂストン公式サイトより。
WZ-1と同じような結果です。
今回はVRX3と前モデルのVRX2との比較。
このグラフから
4年経過のVRX3は、新品の旧型より高性能
というわけです。
つまりVRX3を履いて4年経ったら
「よし、これで旧型と同等性能だ」
って思っておけば概ね間違いない。
ちなみに僕が北海道で履いていた、さらに旧型のVRX1は7年持ってます。
もう十分じゃね?
値下げして買いやすくなりました
なぜブリザックの寿命は長いのか?
基本的にはスタッドレスタイヤの寿命は3~4年と言われることが多いです。
そんな中、なぜブリザックは他社のものより長持ちするのでしょうか?
ここからはゴムの専門家としての意見を交えて、解説していきたいと思います。
タイヤが減っても出てくる発泡ゴム
ブリザックの長寿命の一番の秘訣はコレです。
ゴムに細かい穴が空いていて、そこに水が入り込んで、かき出す仕組みです。

↑路面から水を吸い上げる図
しかもゴム全体に気泡が入ってるので、タイヤが削れてもどんどん後から出てくる。
サメの歯が抜けても後ろから次々に生えてくるみたいな感じ。
しかもこれブリヂストンの特許なので、他社はマネできないんです。
他社はゴム自体に吸水性を持たせたり、小さなカプセルを混ぜ込んだりと、似たようなことを特許に引っかからないように頑張って、ブリザックに近づけてるイメージ。
でもやっぱりブリザックには敵わない。
これがブリザックが長く効きが持つ一番の秘訣です。
この技術はWZ-1、VRX3、SUV用のDM-V3ともに採用されています。
ロングステイブルポリマーでオイルが抜けない
もうひとつのブリヂストンの独自技術がロングステイブルポリマー。
ゴムって実はオイルが配合されています。
オイルを配合すると、ゴムの柔らかさが出るんだけど、オイルだから当然抜けちゃう。
時間の経過でゴムが硬くなるのは、オイル抜けが一番の原因なんです。
ブリザックはロングステイブルポリマーでオイル抜けを抑制
このロングステイブルポリマー(長い!)がオイルとがっちり食いついて離さない。
なので時間が経っても、ゴムの柔らかさをキープ出来るわけです。
この技術もWZ-1、VRX3、DM-V3ともに採用。
WZ-1はロングステイブルポリマー増量
そして最新のWZ-1は最も長寿命。
上で紹介したロングステイブルポリマーを増量して、オイル抜けをむっちゃ防止している。
単に増量、テクノロジーってほどではないと思うかもしれません。
でもゴムの配合って、何か足したら他の性能が削られるので、そんなカンタンでもないんですよね。
そんなわけでWZ-1はさらに長寿命化を実現しています。
プロは3~5年で交換って言うよね?
よく聞きません?
「スタッドレスタイヤの寿命は3~5年」って。
でもね、ブリヂストンは公式に「使用開始後5年でのプロによる点検推奨」と言ってます。
実は「5年経ったら一応見てもらってね」って言ってるだけで、5年で交換しろとは言ってない。
正式にメーカーが交換しろって言うのは10年です。
もちろん年数によって性能は低下するわけで、早めに交換したほうがいいのは間違いない。
でもタイヤ屋さんで言う「3~5年で寿命っす!」ってのは、ポジショントークである可能性が高いです。
5年経ったら、ゴムの硬さやひび割れ、実際の滑り具合をチェックして交換って流れがいいと思います。
※溝が減ってたら、効きが良くても交換です!
【実体験】北海道で7年使ってみた!

僕は10年間、仕事の関係で北海道(函館)に住んでいました。
そのとき冬季はブリザックVRX1を履いていました。
当初、5年で交換するつもりだったんだけど、同僚が
「俺は8シーズン目だよ」
って言ってるのを聞いて、じゃあ後1年、後1年って感じで7シーズン履きました。
函館は北海道の中では雪は少ない方だけど、それでも7シーズン持ったのは参考になるかもしれない。
5年目ぐらいまでは、正直、全然平気でした。
6年目はちょっと怪しいなって感じ。
7年目はさすがにアイスバーンはそこそこ滑ってきたので、シーズン終了後に廃棄しました。
8シーズンの同僚の影響か、僕の周りでも7~8年使ってる人は結構いました。
彼は結局、8シーズンで新しいのに履き替えましたが、結構悩んでましたね。
「まだ乗れそうだけどな」って。
だから意外と5年を越えて使ってる人が多いんですよね。
ちなみに僕の周りはほぼ全員ブリザックでした。
ブリザックの寿命を最大限に持たせるコツ
北海道の人たちは、スタッドレスの保管に結構うるさいです。
保管方法によって、持ち(特にゴムの柔らかさ)がぜんぜん違うので、懇切丁寧に教えてくれました。
タイヤを持たせる方法は以下の3点
- 直射日光、雨、熱を避ける
- 空気は半分抜く
- 平置きにする
こういう感じで物置に保管していました。

※タイヤは乾燥してから袋に入れましょう。
北海道と言っても、夏は結構熱くなるので、熱を完全に避けるのは難しいですけどね。
でも部屋の中に置くのは現実的じゃないので、そこは目をつむっていました。
空気を半分抜くのは、ひび割れ防止。
平置きにするのは変形防止だそうです。
ただしホイールから外して保管する場合は、縦置きのほうがいいみたい。
ゴムの専門家の意見としては、直射日光が一番ダメです。
袋に入れてたとしても、必ず屋内の暗いところに保管しましょう。
まとめ
ブリザックは何年持つのか?
僕の経験と、技術の進歩を考えると・・・
- ブリザックVRX3:6年
- ブリザックWZ-1:7年
と、当ブログでは結論付けたいです。
※保証は出来ません。
使用状況や保管状況にもよるので、なんとも言えません。
でも旧作VRX1でも7年持ったことを思えば、雑に保管しても6~7年は持つんじゃないか?と思います。
もちろん夏も履くのは厳禁ですよ。
実際の使用は、ゴムの硬さやひび割れ、残溝などを確認してください。
ブリザックを買うなら公式サイトで
